今日は雨が降る予報だけれど、
降ったりやんだりでは、
止んだ時の湿度がヤバいです。
特に、地面から湿気が上がってくるので
犬のお散歩は要注意!
犬のしつけをどうすれば?ってとき、
飼い主が毅然とした態度をとるとかでは、
飼い主が毅然と思っていても犬にはわからないし、
飴とムチとかよく言われたけれど、
飴はちゃんとご褒美として犬に伝わらず、
飴が飼い主にとっての飴にしかなってなかったり、
ムチを打ってそれが犬にとって「いけないこと」で
次からはやめようとか…そんなことはないよね。
その方法が正しければ、犬は飼い主の言うことがわかるはずだし。
でもそうならないってことは、やってることが正しくないってことですよ。
飼い主にとって「叱る」って簡単なことなんですよね。
飼い主がそれは間違ってるって思ったら、「No!」って言えばいいから。
そして、「犬に考えさせる」やりがちでしょう?
でも、犬には「No!」って言われたときの
飼い主さんの怖い顔や大きな声だけ、
もしリードショックされたら、
その時の「びっくりした!」「痛い!」
不意打ちの怖さや、痛みだけが心に刻まれる。
しかも、犬には「今の自分の行動が間違っていた」意識はないし、
「反省している顔」は飼い主に対する恐怖の表情だから!
何度でも同じ行動をしますよね。
すると、飼い主さんは、
言い方、声の大きさ、リードショックの強さを増してやってみるでしょう。
でも、それでも犬には届かないんですよね。
どんどん強くしていっても解決しないから
こんな風にしかできない自分を責めたり、
せっかくお互いが幸せになりたくて迎えたはずの愛犬が
飼い主の言うことを聞かないし、かわいいと思えなくなるかもしれません。
犬から犬らしさはなくなっていっちゃうし、
どんどん叱りも怒りもレベルは上がる一方になるから
飼い主さんも、疲れ切っちゃいますよね。
だから犬を育てるのに、叱っても意味がないんです。
そんな毎日の中で、飼い主さん自身が考えを変えること、
犬のことを学ぶことは飼い主さんにとって辛いかもしれません。
今まで良かれと思って信じてやってきたことを否定されるんですものね。
でもそこをがんばって、学んで!と言いたいです。
日々の暮らしは犬とヒトとのコミュニケーションで成り立っているんですよね。
暮らしやすくなりたいのは、犬もヒトもなんだから。
Choco.との暮らしの17年間の後の11年間はそうやって頑張りました。
Choco.の吠えは最初のころは1言も吠えないようにと思っていたけれど、
Choco.にとってだんまりはウェルフェアとは言えない。
それよりも、ずっとわけわからなくなるまで
吠えっぱなしにならないように、を心がけました。
吠え始めた時に、私から「教えてくれてありがとう」を言うか
「無反応」を返すか、それも学びの中で知ったことでした。
同じ「吠える」でも、その中身は違うからです。
叱って犬を育ててうまく行っているという人を私はあまり見たことがなくて。まあそういう仕事だからか?
— なつめ@犬部🐶 相互フォロー募集 (@c_dogschool) June 28, 2023
でもグッズショップ時代からそういうケースってなかったですよ。
だって、叱られてたら犬はしょぼ顔だもんね=うまく行ってない。…
あれこれよさげな方法を探して、それを試して、
ダメなら次を探して…は犬を混乱させて、問題を長引かせます。
早めの対処で犬がいつも明るい顔で暮らせるようにしてあげませんか?