いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

平成29年度第1回推進員研修会

2017-07-23 | 動物福祉・推進員活動

きのうは横浜市動物愛護センターで推進員研修会でした。

前半は講習会。今回は高齢犬・猫の暮らし方でした。

前にも同様のセミナーがあったそうでそのときアンケートに書かれたものから

お話がありましたが、皆さん介護用品の紹介がご希望だったらしく…。

先生のお話の中から私が感じたことは、

介護で飼い主さんが大変なのは、床ずれ、排泄、給餌。

これらはヒトの場合も同じですね。

具体的なお話があまりなかったのがちょっと残念だったなぁ。

あとはそれぞれのケースで、主治医の先生に相談…ということだったのかもですね。

 

講演会の後には推進員の報告会があり、犬チーム、猫チームに分かれました。

毎回思うのは猫チームの活発さです。集まる人数も多いし意見交換も盛んです。

やはりのら猫のTNRがあるからだと思います。

私は今回は犬チームでした。集まったのが7名と少なかったです。

ここでは、「ペット防災」について話題になり、やはり地域ごとの取り組みの差が

大きかったです。

実際に犬を連れて拠点訓練をやった区もあれば、戸塚区ではまだまだそこまでは

いっておらず、やっと自治会、町内会の役員を集めてお話をするところまでです。

ペット防災はどうしてもまずはヒト、もちろんそれはそうですが、実際にはペットも

いるわけなので、そこは並行してやっていかないと置いてけぼりになってはいけないと

思っています。

 

トレーナーの推進員さんの報告で参考になったことがありました。

しつけ教室を、2回にわけてやるプランです。

1回目でやったことを宿題にして2回目に結果を確認するという方法です。

飼い主さんがやったかどうか、やってみてどうだったかはちょっと気になります。

しつけに限らずやりっぱなしにならないようにすることが大事ですから

こういう方法は取り入れたいですね。

また参加してほしい人が参加しない。これをどうにかしたいということもありました。

予防接種出張会場にお手伝いに行くと、もう切れそうなリードやゆるゆるの首輪、

反対に首がしまるほどきつく締めた首輪の子など、いろいろな子が目に付くのですが、

なかなかその場で言っても聞き流されてしまいます。

しかもそういう飼い主さんはほとんどイベントには参加しないのですよね。

そこをなんとかしたい。難しいことですけどね。

犬の暮らし方のQOLの向上を一番目指したいところなので、

これからも知恵をしぼって行きたいです。

ご近所散歩。こんな感じで歩くことが多いです。
先頭が愛丸、モコちゃん、ゆずくん、Choco.適度なスペース(笑)

今日もよい日を~♪


犬にとって一番のドッグフレンドリーな人になる ~20170720~

2017-07-21 | CDS主催: セミナー・座学・ワンラボ

ドッグフレンドリープログラムも第4回になりました。

キャットフレンドリーは、

「CFC(Cat Friendly Clinic)」とは、猫にやさしい動物病院の“道しるべ”として

isfm(本部英国)によって確立された国際基準の規格で、世界的に普及しています

だれが猫にやさしいのかと言えば、ヒトです。

一方のドッグフレンドリーは、どうもヒトが犬にやさしくすることがなかなか普及しません。

いつまでたっても犬にヒトのいうことを聞かせるという風潮がぬけませんよね。

子どもの教育ではほめてしつけるや、体罰は絶対ダメ!といわれるようになったのに

犬のしつけというと叱りや、体罰まがいのことが相変わらずやられています。

それ以外の方法では治らないと言い切る人もいますし、

こういう場合に限ってはその方法を使うのもしかたないという人もいます。

 

私たちだったら克服することを喜びや達成感と思えることもあるかもしれない。

犬にとってはそういう感情はないのでは?と思います。

それよりも、怖いと思ってたことが平気になることだと思うし、

命の安全の確保がなによりだとも思います。

毎日のお散歩が楽しければそれに越したことはないでしょう。

犬にとってそういう至福の毎日をどうしたらおくらせてあげられるかを考えるのは

私たち飼い主です。

ドッグフレンドリーってそういうことじゃないでしょうか。

犬の幸せを考えてあげることほど飼い主冥利に尽きることはないと思います。

 

青木愛弓先生によるハズバンダリートレーニングセミナー

~はじめの一歩の前の下ごしらえ・やさしい手を目指して~

東京: 8月29日

福島:10月 4日

札幌:10月14日

お問い合わせは、チャーリードッグスクールまで

専門用語を使わずにやさしい言葉でお話してくださるそうです。

犬だけでなくすべての動物にとってやさしい人になりませんか?

 

セミナーが終わった後は、いつものグラン・パ東高円寺店でパスタランチ

 


のらねこの管理飼育の必要性

2017-07-15 | 動物福祉・推進員活動

のらねこのTNR活動で一番は、近隣の方への啓発活動だと思います。

今のところでも、

「手術をしてのらねこを増やさない」ということは理解できる、としながらも

「外で猫を飼っている」「エサをあげるからのらねこが居つく」

「のらねこに餌をあげるな!」と続いていきます。

 

昨日、区の生活衛生課の係長さんと担当者に来ていただいて

自治会長にお話をしていただきました。

のらねこを管理飼育することで、

1.個体識別することによる不妊去勢手術の推進

2.ねこの居住スペースをはっきりとすることで、きめられたところでの給餌、

  排泄物の処理などができ、猫の居場所を清潔に保つことができる。

3.きちんと給餌することで、ごみを漁る必要がなくなる。

1~3を禁止しても世話をする人たちとの関係が悪くなり、

餌場や居住する場所が拡散されるだけで、猫が増えるのをおさえられなくなってしまう、

問題解決から遠のいてしまう。

など、デメリットが多くなる。

4.世話を認めることによって、世話をしている人たちの意識が向上する

5.自治会や管理組合の介入が不要になるので仕事が増えない。

自治会がTNR活動とは…がわからなければコミュニティーの環境保持に

役立っているのだということを住民に伝えることはできません。

区の係長さんからもまずは自治会の役員会で役員さんたちにお話していただき

のらねこのTNR活動について共通理解していただくようにお話されました。

解散したペット会は今後この活動に移行するのでその前準備にもなります。

今私がかかわっているところは、活動のモデルケースとしてみなさんの参考になるように

整えていきたいと思います。

特にのらねこの世話をしている人たちが誇りを持って活動できる場にしたいです。

これらは理想論かもしれませんが、団地という限られた場所ですから

まずは自治会に活動を認めてもらうことから進めたいと思っています。

こういう姿はかわいいけど、これが最後になるといいなぁ。

 

 


動物の飼育管理のための応用行動分析学入門講座第5回

2017-07-13 | 外部セミナー・研修会

昨日は9時から17時までみっちり講座を受講してきました。

5回目ともなると、少しずつ行動分析の思考回路が作られてきたかなと思います。

同時に自分の課題も明らかにされて、あぁ~あもいろいろ出てきます。

青木先生の応用行動分析学の授業では、「いつも動物は正しい」

動物たちと対するとき、彼らのQOLの向上も考えます。

そのうえで、環境を考えたり、行動を考えると動物にやさしい方法が

見えてくるように思います。

それがあるから私は頑張れるのではないかなぁと思います。

まだまだ入門したばかりで一歩その世界に触れただけではありますが

なにか克服するのではなく、なんでもなくなるを目指すにはどうプランを

立てればいいのだろうか。

いつもそういう姿勢で取り組みたいと思います。

この講座9月で最終回です。夏休みの宿題もしっかり出されました。

昨日も夏休みの宿題を7月中にやり終える人と、終わりが見えてから

詰め込んでやる人の話が出ました。

がんばって早めの復習、早めの宿題でいきたいと思います。

青木先生、CA5のお仲間の皆さん、昨日もありがとうございました。

おいしいランチとたくさんのおやつに気持ちも

より楽しく学べました。

また9月、よろしくお願いします。

あ、その前に青木先生は、ハズバンダリートレーニングセミナーでのお話

楽しみです♪

トルコおべんとうとおやつの数々数…♪
みんながおやつをいれてくる袋が毎回大きくなってくるのは・・・?


犬の声を聞こう@ワンラボ7月号 ~20170707~

2017-07-07 | CDS主催: セミナー・座学・ワンラボ

小田原ちょうちん

今日は七夕。

私はChoco.の朝んぽをすませて、一路小田原に…。

月に1度のワンラボの日。

ここのところ、続けて「犬のサイン」について学んでいます。

特に犬にとってネガティブなサインを察知して、

できればそれを出さなくていいように飼い主さんができること。

それは犬の表情や耳、口元などから判断できるように学ぶことです。

犬の暮らしのQOLの向上の一端は、飼い主さんと共通理解にかかっていると思います。

犬同士出し合っているサインを飼い主さんがわかってあげなかったり、

ヒトに対してサインを一生懸命出しているのにわからないと、

犬は混乱するし、もし人に対して「イヤダ」のサインを出しているのに

わかってくれなかったら飼い主さんまでいやな存在になってしまうかも。

いっしょに暮らすからには、犬のサインをわかってあげたいよね。

それがワンラボの今日のテーマでした。

飼い主さんは、犬が嫌だと言ったらやめてあげる。

犬が嫌だと言わないでよいようにしてあげればいい。

犬をしつけるというと、「犬に人の言うことを聞かせる」っていう人が多いけど、

初めの一歩は、犬にとって飼い主さんが安心できる存在であることに他ならないです。

 あなたは犬の「サイン」ちゃんと受け止めてますか?

 

暑いからラタトゥイユ、クスクスと雑穀米添え

デザートはダブルで♪

そしてカイ王子

今日のおみやは、鶏肉とタラでした。

ミケちゃんは今日はお出ましなし。

チャーリードッグスクール主催

青木愛弓先生の
ーはじめの一歩の前の下ごしらえ。やさしい手を目指してー

~福島ハズバンダリートレーニングセミナー~

日時 10月5日(木)19:00~21:00

~札幌ハズバンダリートレーニングセミナー~

日時:10月14日(土)13:00~15:00

総合案内のページです。

どちらのセミナーもUnder24割引きあります。
24歳以下の学生、社会人さん対象です。

動物に関わる全ての方に知ってほしい「やさしい手」のことをお話してくださいます。