いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

カラスの話

2017-04-30 | 日記

先日チロ先生のところに行ったときに、

保護したカラス2羽を飼っていた老夫婦の奥様が認知症になり

ご主人がその介護に忙しくカラスたちを里子に出したいけど

どこかないかしら?とチロ先生が相談されて、それを私にお話されたので

鳥の保護団体のことをお伝えしました。

そこはカラスの保護はしていなさそうでしたけど、参考にはなったようでした。

 

結局は、ご主人にしか慣れていないカラスたちはかわいいし

知らない人に託すこともすすまないということで、まずは奥様の介護認定をとり、

ご主人の負担を少なくしたところでカラスのお世話をすることにしたそうです。

ただ、季節的に発情すると鳴き声がうるさいので、困っているようでした。

以前青木先生に、鳥さんの発情抑制は、体重管理とお聞きしたことを思い出し、

カラスにも同じかどうかわかりませんが、鳥さん専門の獣医さんに相談すればいいかも

しれませんとお話しました。

年配の方が動物を飼うことはたいへんですね。

あとは、飼い主さんが元気でいてほしいなぁと願うばかりです。

わたしだって今は元気ですけど、5年後、10年後もそういられるかはわかりません。

運動と、日光に当たることはこれからも欠かさないようにしたいと思っています。

 


GWは、点眼から

2017-04-29 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

Choco.さん最近涙やけがひどいように思えてチロ先生に相談。

春は風が強い日が多いから目にゴミが入りやすい。

涙腺がつまりやすくなり、涙が外に流れ出るとそこに雑菌が繁殖して

涙やけになるという。

ホモトキ仕様の目薬

一回1滴、朝夕です。

いつやるか…。Choco.の場合は寝ている時が一番警戒心が薄い。

そんな時だと私も変な力が入らないのでちゃちゃっと済ませられる。

目薬も角膜にきずがなければしみないので気にもしないですみました。

あとは、目の周りを清潔にすること。

こちらも嫌だと言われないうちにちゃちゃっとね。

なにされるんだろうは、「怖い!」感情があふれてしまいますよね。

なんでもないときの練習の積み重ねはとっても大事だと思います。

Choco.は寝ているときにできるけど、寝ているときに何かされるのが

嫌な子もいるし、大丈夫なとき、大丈夫な方法はそれぞれだと思います。

何でもないときなら慌てなくてもいいし、今やらなきゃでなければ

時間もたっぷり取って叱る必要がありません。スモールステップで進めますよね。

そうやって大丈夫や、大してこわくないを増やしてあげたいですね。

 

 

今日朝んぽは琥珀くんを誘ってお散歩してきました。

くわくわ森でみつけた花

通りがかりのお宅のサクラ

八重だけど、よく見る八重桜よりもピンク色が薄くて可憐

 

今日もよく歩いたふたり♪

 

そして、夕んぽは、愛丸と豆太郎と初めましてのみりんちゃん、柴犬3頭と一緒。

はじめましてのみりんちゃんとははじめは少し距離をとったけど、

自分からパパさんのにおいを嗅ぎに行ったら安心なにおいだったらしく

全く吠えず、それからはみりんちゃんとも一緒にパックウォーク。

一回弧を描いて近寄ろうと思ったらみりんちゃんにガン見されて

そのままスルーしたこともありました。

同じ区内の方だけど今日は車で遊びに来たとのこと。

また一緒に歩きましょう。

公園は犬さんが遊びに来ていたけど、うまくスルーができました。

今日はいつもより声が届いたような気がする。

名前を呼んだり、声をかけたりって大事だなぁって思った日になりました。

 


フィラリア抗体検査

2017-04-28 | Choco.と♪

今年もフィリア予防の期間が近づいてきました。

Choco.のかかりつけ、いずみ犬とねこのクリニックでは、

HDU概念に基づいた犬フィラリア感染期間の目安を用いて

フィラリア予防薬の投薬期間を決めています。

HDUとは

HDUとは、犬フィラリアを媒介する蚊の体内でフィラリア幼虫(ミクロフィラリア)が
成熟するために必要な積算温度の単位です。
HDUを算出することによって、犬フィラリア症が感染する期間を推定することができます。

HDUが130となる日が感染開始日になるそうです。4月26日現在59.0

温暖化が進んでいるので、だんだん投薬期間が長くなる傾向にありますね。

今年は、6月1日~12月1日になりそうです。最後が肝心ですよ!

 

…というわけで、Choco.さん今日抗体検査⁺一般血液検査してきました。

病院へは自ら入り、診察室のドアもチェック。

その後は神妙に待ち、呼ばれたら逃げようとする(笑)

血液検査の後は、診察台の上で先生からおやつをしっかりもらいました( ̄∇ ̄)

Choco.さん、最近は自分で体重計に乗れるようになったので

毎日測って8.6~8.8㎏くらいで推移していました。

クリニックでは、8.8㎏。前回の測定よりも2.2%減。

先生からは、年を取ったらぽっちゃり位をキープしてと言われました。

なぜなら、病気でちょっと食べられなかったりするだけで体重が落ち

病気と闘えなくなるからとのこと。

Choco.の場合は、9㎏くらいをキープするように言われました。

ふだん穀物を食べていないので、サツマイモやカボチャをご飯に

取り入れるようにしたいと思います。

フィラリア予防薬の他に、

6月に小田原お散歩会で秦野戸川公園に行くので、

ノミ・ダニ駆除剤をひとつ出してもらいました。

 

予防できる病気は必ず予防してあげましょうね。

 


ドッグフレンドリープログラム① ~20170426~

2017-04-27 | CDS主催: セミナー・座学・ワンラボ

昨日は、ドッグフレンドリープログラム①に参加しました。

家庭犬のトレーニングを古典的条件づけの考え方からわかりやすく、

犬さんと飼い主さんがほっこり優しい心とぶっとい絆で結ばれる、

そんな暮らし方を考えるプログラムでした。

嫌なことや、痛いことを、「嫌だ」「痛い」と言うことを許されない犬さんたち。

どうして「嫌ならやめる」「痛いならやめる」選択ができないのだろうか?

そこでヒトがやめたら「嫌ならうなる」「痛かったら咬む」を強化して

次からもそういう状況になるとうなったり、咬んだりするから、

それをさせないように叱る…というのが定説になっているけど、

どうして、「嫌じゃないように」、「痛くないように」してあげられないのだろうか?

叱ってでも我慢させることってほんとうに必要なのだろうか?

今の犬さんとの暮らし方、飼い主さんが変えてみませんか?

お互いが「大好き!」「安心!」「飼い主さんといるとホッとする」

そんなふうに毎日暮らしたい。

犬さんとかかわるすべての人に届いてほしいプログラムでした。

 

座学から帰宅したとき、

留守番が長かったChoco.さん「お帰り!お帰り!」でした。

そんなうれしい感情があふれているChoco.を見て、知らん顔で通れません。

こちらまでうれしく、愛おしくなってしまいました。

これってしつけ云々ではありませんよね。

なんでもかんでも「しつけのため」とくくってしまったら

毎日窮屈になるばかりじゃないですか。

それで飼い主さんも犬さんも幸せって思えるでしょうか? 

 

大好きを伝え合うのはもちろんですが、抑制も好子で!!

それってどういうこと???って思ったら…。

ドッグフレンドリープログラム第2回 

5月27日 10時~12時半 杉並セシオン(東京都杉並区)

詳細とお申込み、お問い合わせは、

FB ドッグフレンドリープログラム第2回

いつからでも参加できます。

犬さんと関わる全ての方が対象です。

(獣医さん・トレーナーさん・トリマーさん・ペットシッターさん・一般の飼い主さん)

座学の後は近くのイタリアンでパスタランチ

ほっこり心地よい時間がここでも流れました~♪


Choco.の名前

2017-04-25 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

Choco.さんは飼育放棄犬で、前の家でも「チョコ」と呼ばれていました。

保護犬さんは、新しい名前にしてあげるといいと言われて私もいい名前がないか考えましたが、

ピンとくる名前がみつからず表記だけ変えて音は同じだったんです。

前の家では叱られることが多かったChoco.だったので

我が家では叱るときに名前を言うのをやめようと思いました。

でもそのころは叱っていました。

名前を呼ばれなくても叱られる恐怖と名前がつながっていたに違いありませんでした。

それがどうしてわかったかというと、名前を呼んだって手が届かない場所までしか

近づかなかったからです。

前のうちで怖い思いをしたからねぇ…とは思ったものの

じゃぁどうすればいいのかまではなかなか思い当たらなかったです。

ほめる時に名前を言ったって、Choco.さんそれがうれしいことと

結びつかなかったんだと思います。

ずっとこのままか…と思っていたころにチャーリードッグスクールと

名前を呼んでおやつに出会うことができました。

これは無償です。つまり何かをやったご褒美、報酬ではないんです。

名前という音がおやつと結びついてうれしいものになります。

そうしたらずっとうれしいものであり続けるようにしたくなりました。

名前は犬さんにとっては音でしかないから、もしうれしいもの(たとえばおやつ)

がなくなってしまったら、またただの音でしかなくなってしまいそうな気がしました。

でも、最初はおやつで、もちろんおやつは最強のものでしたが、

そのうちに「いいこねぇ」「そうそう」「大好きだよ~」「かわいいねぇ」…

名前を呼んでくれる人、自分を愛してくれる人も同じように

うれしいもの検定に合格するようになってきました。

そうやってうれしいことを上書きして、Choco.も自分の名前の入れ替えができたし、

今では自分の名前が大好きになったと思います。

だから、飼い主さんは、怖い人になっちゃいけないんです。

いつも犬さんの味方であり続けなければね。

犬さんの名前、大事にしていますか?

そして犬さんの名前、うれしいことといっしょに呼んであげていますか?

     

今日の朝んぽは遊水地公園。

たっぷり2時間くらいさまよいました~。

 

これはただのアクビです(笑)

遊水地公園のフジ。ちょっと短めね(笑)