いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬との信頼関係

2023-10-31 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
犬と信頼関係を結ぶと言いつつ
押さえつけたり、リードショックをしたら
それは犬にとってただの嫌なこと、怖いことでしかなく
その後いい子って撫でまわされたとしても
そんなことをする人に対して「安心感」「うれしい」は
ないでしょう?

吠え続けてしまう犬には、「おしまい」が伝わるように、
突進してしまう犬には「マテ」が伝わるように、
咬む犬には「咬まないよ」が伝わるように、
その時に、「あなたが言うなら」と犬が納得できること。
これが、犬との信頼関係なんだと思います。

特に保護犬には保護されるまでの期間
何があったかは知ることができません。
Choco.は幸いうちに来る前の様子を知ることができたから
絶対に怖い思いはさせないと、心に決めて暮らし始めたので、
これで間違いなかったと今でも思っています。

何かを守ることも、何でも吠えたりうなったりして
遠ざけようとすることも
その子は必死にご飯を探したかもしれないし、
誰かに怖い思いをさせられたかもしれません。
まずは、そういうことありきで
考えてあげることが大事ですよね。

犬にとって、今いる場所、今一緒にいる人が安心できること。
犬の心がが満たされるように環境を整えてあげること。
そうすれば犬との信頼関係を結ぶのは難しいことだとは思いません。

散トレに行き始めて初めての秋
Choco.と楽しく♪お散歩!


犬を何とかしようと思う前に、飼い主さんが気づきましょう!



古典的条件づけ

2023-10-30 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
ずっとオペラント条件づけで教わったChoco.のトレーニングでした。
チャーリードッグスクールに通うようになってからは、
古典的条件づけ(名前を呼んでおやつ)にシフトして、
クリッカーもいままでと違う使い方をするようになりました。



犬との暮らしでは、いつも犬が行動するわけでなく、
なにもしていないときに、「そのままでいてほしいなぁ」という場面も多いです。
それを知らせる方法が、「名前を呼んでおやつ」なんですよね。
そして、Choco.が犬を見て、まだ吠える前(吠えてない時)のクリッカーです。
Choco.はクリッカーの音は「良い知らせ」とわかっているから
その時、なにか行動をしていようが、していなかろうが、
どっちにしても混乱することはなかったと思います。

吠えそうなときクリッカー鳴らしてどうするかって言ったら
その場から遠ざかる。その時には「オンリードのおいで」や
「マグネット」でした。今は、リードワークですけどね。
そういう場ではおやつは使わずに、言葉かけるだけ。
「Choco.、行くよ」「いい子」「そうそう」などなど。

もちろん、なにかChoco.がしたわけでないときに、
呼び戻したときにはおやつもあげました。

おやつを使う時、使わない方がいい時、
それは飼い主がきちんと理解して区別した方がいいと思いますよ。
そこらへんは、しっかりと学ぶことをお勧めします。


犬の森でいっしょに学びませんか?

景色の中にいる時間

2023-10-29 | Choco.さんとのこと

Choco.の視線の先には遠くに犬が見えたりします。
じっと佇む時間も大事にしていました。
少し顔を上に向けて、風に乗ってくるだれかのにおいを感じたりしてたかな?
動かないと言ったって、たかだか数分のことだったりするわけで、
そんな時には、気のすむまで待ってあげます。

遠くに〇〇ちゃんがいるねぇ。
あそこいるのは知ってる子かな?

そんなことをChoco.に聞いてみるのも
お散歩の楽しみでしたよ。



犬の森の散トレって?

2023-10-28 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方

私が散トレに参加し始めて2年半たったころ
座学での学びの中に
当時300近い「お散歩トレーニング」のカテゴリーを
さかのぼって「お散歩トレーニングの目的」…という
記事をみつけて書いたものがありました。

犬が無理なく、犬と一緒にいることを受け入れられるようにすること
(パピーの犬慣れ・犬嫌いの犬のリハビリ)

飼い主さんが自分の犬だけでなく、他の犬も育てていこうという
心構えと経験を積む

飼い主さんのお散歩に対するトラウマをリハビリする
(自分の犬が攻撃的で、お散歩するのが怖くなった
自分の犬がビビりで、一人ではニッチモサッチモいかない、
一緒に歩いてくれる人が欲しいなど)

…と書かれていました。

わんこと飼い主さんともに心のリハビリのためのトレーニング。
飼い主さんが、自分の犬だけでなく、他の犬も育てていこうという
心構えと経験を積む

これをいつも心にとめていなければと改めて思いました。
なぜ、お散歩トレーニングなのか、なぜいろいろな犬種、
いろいろな年齢、いろいろな悩みがある飼い主と犬たち、
長く参加しているわんこと飼い主さん、
今日初めて参加したわんこと飼い主さんが
合同で歩くのか?

先生がちらっとおっしゃった、散トレの理想形は…
ずっとCDSでトレーニングし続けているわんこと
飼い主さんの中に新しいわんこと飼い主さんが
少数入って散トレをすること。

悩んでやっとの思いで来た方に
これも先生のFBの投稿ですが、

私が気を付けている教え方の一つに
「それはダメです」
ってその時行っていることに対するダメ出しをしないこと。
間違っていることを指摘しなければ理解できない、と?
いえ、ダメです、という教え方は行動自体を減らしてしまうんですよ。
だからそうそうゲームなの。犬に対してだけじゃない。 

そういう場なんです、散トレって。

普段のお散歩では、なにかと緊張する場面の多い人たちも
散トレの2時間は少なくとも緊張よりもリラックスして
自分たちにとってよい経験をたくさんすることができる。
そして、ほかのペアにも配慮ができる。
そういうホームとしての役割は、
こういう場だからこそできるのだなぁとあの頃から変わらず思っています。


お散歩にはいい季節

2023-10-27 | Choco.さんとのこと
朝晩はひんやりな毎日です。
富士山も上の方には雪が見られるようになりました。


Choco.との暮らしでの課題の一つは「すれ違い」でした。
なるべく距離が撮れる場所を選んで歩いたものでした。
あの頃は「名前を呼んでおやつ」第3バージョンと
「オンリードのおいで」
この発展形が「飼い主が後ろに下がる」かなと思います。

Choco.には「こっちに行こう」ということで
手をターゲットにすることもよくありました。
ロックオンする前に、動くことで視線を外す効果もあったと思います。

とにかく、やれることはなんでもやる。って思ってましたね。