いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

おまつりでは気をつけて

2023-07-31 | 叱りも罰もない犬との暮らし方


土曜日、4年ぶりに隣の町内会のおまつりが開催されました。
そんなに広い場所じゃないので盆踊りとその周りに屋台。

その場に犬連れで行こうとは思わなくても、
気を付けなきゃいけないのは、お祭りの次の日の散歩です。
地面にはいろんな落し物がありそうですもんね。

Choco.の犬ともは、落ちてた焼き鳥の串を咥えてしまって
それを取り上げるのに大変だったって聞いたことがありましたから。

鼻がいいChoco.さんですもんね、君子危うきに近寄らず!
お祭りをやってた場所はさけて、別のルートを散歩しました。

お祭りに限らず夏休み中は、公園でも子どもが落としたお菓子をそのままにして
帰っちゃったりもありますから、特に拾い食いには気をつけてくださいね。

そんなときにもリードワークが役立ちますよ。
なんでもない時に、練習しておきましょう。

ブルーモーメント



その状態を保てばいいって教えてあげよう

2023-07-30 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
温暖化どころか地球沸騰だそうで、
今日も夜の間中30℃を下回らないみたいです。
頼みの綱の夕立ちさえ降らないから
明日の朝も高温のまま1日が始まるんでしょうね💦

Choco.の涼の取り方



夏目先生の投稿から
たとえば・・・
わが家のニャンコ、血は繋がっていても若いですし、
気に入らなければヒートアップして喧嘩に発展します。
その時二匹を分けて興奮しすぎている方をつかまえて^^;
そして両方の興奮がさめるまである言葉でなだめます。
それは?
「いいこね~」
です。
高ぶった感情にぶつける二次強化子。
そして相手に対して、またはそういう状況に対しての対提示で、
次の喧嘩の時にも活躍する言葉になっていきます。
(我が家ではそのように対処しています。決して叱りません)
数年前、YouTubeでヨーロッパのトレーナーさんの犬が
犬を見たらクリック、をしていた時、あ、古典的条件づけ、と
最初から思ったわけではなく
たぶん彼も犬をみても興奮していない4本足が着地しているからクリック、
だと思っていたのだと思いますが、それって状態じゃないですか
ということは古典的条件づけだよなぁ、と・・・。
そこから対提示、の方法についてその時は対提示ということも
知らなかったわけですけど、感情に働きかける何かがあるはず、と
探しまくったわけですね。
検証してくれる犬さんと飼い主さんがおかげさまで
同時期たくさんいますから^^;皆さんにこれに基づく方法を
試していただいています。
舌ベラでクリッカーを鳴らして、
上手に興奮しないで歩いている状態を保つ、っていうのもOK。
状態の強化、何もしていないことの強化が家庭犬には
とても求められることですので、
そのための方法についての探求はまだまだ続きます。
…ここまで

よい行動にはクリックと言うのはよく知られているけれど、
じゃ、犬がそばいるのに吠えないでいられている時や
飼い主さんのそばに落ち着いて立っている時、
それをほめてあげているでしょうか?
自発的な行動や状態の時って黙っていること多くありませんか?
私もそう、できていることが当然と思って
声をかけもしなかった時期がありました。

でも、チャーリードッグスクールで散トレに初めて参加したときに、
「犬を見ても吠えなかったら、クリックしてね。」って言われて
今までのトレーニングと違ったので???でした。
それが、「古典的条件づけ」「対提示」です。

クリッカートレーニングでは、「吠えない」は行動じゃないので
ほめようがない、それでいいと教えようがないわけですよね。
でも、吠えないって「Good!」に値することだと思いませんか?
そして、犬にはそうあってほしいことですよね。

よい行動ができるようになってもらいたいというのと同じように
落ち着いていてほしいですからね。
多角的に考えることって大切だなぁと思います。


だっこは「安心」を共有するもの

2023-07-28 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
犬が抱っこされたとき、
「逃げられない」と思うか、「ホッとする」と思うか
考えたことありますか?

小型犬だとヒョイっと抱っこする飼い主さんが多いけれど、
ヒョイは犬にしてみれば、高速エレベーターで上昇するように
足元救われるようで怖いですよね。
まして、その状態で他の犬が近づいてきたら、
においを嗅がれたら…。
その時の唸りや吠えは「イヤダ」のサインで、
決して強気になったわけではありませんよ。

だから抱っこする前に、「だっこするね」と声をかけて
犬の姿勢に気をつけて、そっとゆっくり抱き上げて
身体に密着するようにしてあげるといいです。
私たちだって、不意打ちはびっくりするでしょう?
今からなにをするか伝えることは大事です。

降ろすときも、犬の足が地面につくまでゆっくりと、が鉄則です。

CDSの座学で


練習するなら、
なんでもないときに、犬が嫌がるそぶりを見せない時に!
抱っこは犬にとって「安心できる」ことを教えたいですもんね。

思いっきり脱力~
だっこは、犬が安心できて、
飼い主も安心できるものでなければね。

苦手なものは、真っ向勝負しない

2023-07-27 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
Choco.は前の家で虐待まがいの扱いだったので、
まず、手が届くところまで来ない、
お手できない(足をさわれない)、
口の周りを触るのなんかもってのほか!

そんなだったので、私ができることは何?って考えました。


口はさわれなくても、
クリッカーで「チンレスト」だったらできる。
ご飯の前に必ず体重計に乗る
乗ったらオスワリでかまわない。
同じ姿勢で乗れば、体重の変化は一定だろうし。

Choco.ができないことをできるようにしたい気持ちは山々でしたが、
でも、そのことだけを突き詰めることは、なかなかむずかしかったので、
ふだんのくらしの中で、目標に近い行動でよしとすることから始めました。

Choco.にもできやすくて、私もこれくらいできれば御の字って感じ。
お互いのQOLが少しでも上向けばよい。
触れるようになる前段階は、「そばまでくる」だし、
フセしたときに手のそばにおやつを置くことで、
私の手が気にならなくなるだろうし、
クリッカートレーニングのチンレストは
私が手を動かすわけじゃなくて
犬が自ら手の上にあごを乗せるわけだから、
顎の下にある手は気にならなくなる。
そこから、乗せる時間を伸ばして、
口の周りを触られることが大丈夫になるまで行けば
歯も見せてもらえるようになったしね。
体重計はがたがたするのが嫌な子は多いと思います。
でも、座っちゃった方が安定するので、
私はそれでOKにしました。
正確さにかけても増減はわかるし、
正確な体重はクリニックに行ったときでもいいし…( ̄∇ ̄)
体重計に乗ったあとには必ずご飯だし。

生活に密着したトレーニングは
どういう行動がそれに近いか、
犬に警戒心を持たせずにできるかなんですよね。
そうやっていくと、一つのことだけじゃなくて
2つ3つ似たようなことができるようになったりもします。
いろいろ考えるのも楽しい。
うまくいかなかくても、スモールステップでやっていれば
犬のイヤダもきっと小さいうちに改善できると思います。

私の今の目標は、みけちゃんの爪切りとはみがき。
手を持てるのは、いつになることやら…。
Choco.とちがってちょっと難儀してます💦



犬の問いかけに応えてあげよう

2023-07-26 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方


いろいろと話しかけると犬は混乱するっていう人がいるけれど、
そういう人に限って無言でリードショックしたりするのよね。

私もChoco.と暮らし始めたころは、
ほめるときと叱るときは短い言葉ではっきりと!って
言われていたけど、それはこちらからだけで、
犬からの働きかけには応えていないんですよね。

それに気づかされてからは、
Choco.からの「どうすればいい?」にも答えられるように
気をつけてたつもりです。
それは、こちらの「こうしてほしい」にもリンクして
お互いのコミュニケーションも取れるというわけです。

スマホを見ながら散歩している人や、
犬そっちのけでおしゃべりしている人は
せっかく散歩のときには
もっと愛犬との時間を大切にしてほしいし、
楽しんでほしいと思います。

トレーニングに躍起になるよりは、
毎日の散歩を充実させて
お互い会話を楽しんだ方がいいですよね。
なんでもない時に!が一番の学びです!