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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

経営戦略・販売戦略その8

2013-01-20 07:08:58 | ビジネス
差別化戦略についての具体例について実際の社名をあげて紹介します。


弱者(業界2番手以下)は勢いがあります

再三お話していますが、業界2番手以下は差別化を図らなければなりません。

羽村市においしいお野菜を豊富にそろえる「福島屋」さんという会社があります。

「福島屋」さんは、低価格路線ではなく、本当に良いものを適正な値段で消費者に購入していただく、販売戦略を立て実行してきました。

結果多くの支持をいただいており、好評との事です。

たしかに野菜は良いもの(新鮮なものであるのは当たり前)は味が全然違いますよね。福島屋さんが経営しているイタリアレストランでも食材の違いは口に入れた瞬間にわかるぐらいです。

この事例からわかる事は決して消費者は価格だけでは商品を購入しようとは思っていないという事です

「価値」を購入しているといえます。この場合は「おいしさ」といった価値でしょうか。大事な事は「お客様の教育」なんです。

自社の取り扱い商品は他社にはない!他社との違いはここです!実はこの○○はこんな生産過程を経ているんです!といった、差別化されている事を明確にメッセージとして伝えているか、どうかになるのです

このように考えていくと、マーケティング戦略的にも様々な発想が生まれてくるものと思います。是非自社の戦略にも活かしていきたいものです


西友では激安ダウンジャケットを販売していました。

ご存知のとおり、エブリデーロウプライス戦略をとり、販売業績をあげている西友が今度はユニクロに対抗だそうです

ダウンジャケットもこんなに安くなったんだ~とますますデフレを懸念してしまいますが・・・

低価格戦略をとっている強者(業界1位)は実は利益率が高い事はあまり知られていないとところだと思います

決して利幅を抑えて、商品を提供している訳では無いという事ですね。しかし弱者はこの戦略をとれないと思います。仕入先との交渉力を持っているのはやはり大手ですものね。

ダウンジャケット販売も飽和状態との事で、次なるアイデアを市場が求めているのでしょうね。

ダウンジャケットに追加したい機能って何がありますかね

洗えるダウンジャケットですかね?

もう市場にありますか?

このように考えれば付加価値をプラスして既存の商品をリニューアルしていく事でまだまだ市場を活性化させる事は可能ですよね。



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卓越性の探究者・彩りをお届けするコンサルタント
販売戦略構築サポート・コミュニケーショントレーナー
彩りプロジェクト代表 波田野 英嗣
青梅市(多摩地域のサポーター)の経営コンサルタント事務所
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