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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

横のつながりを深める 保育園編77 ~PDCAサイクルへの落とし込み~

2018-07-10 09:19:24 | ビジネス
横のつながりを深める 保育園編77 ~PDCAサイクルへの落とし込み~


研修後半に入ってから、意見交換をすることが増えて来た。

強み弱みの把握から始まり、今度は実際の業務の回し方に参考になるフレームワークであるPDCAサイクルを学んだ。

PDCAサイクルは、計画(PLAN)、実行(DO)、検証(CHECK)、改善(ACTION)の事である。

実際、保育園の仕事も、年間計画があり、月案、週案といったようにブレイクダウンされているのであるが・・・。

いやいや計画がブレイクダウンされているとはとても言い難い状況であったのである。

みやび保育園でも、年間計画の遂行という意味での、月案と週案になっていないこともあり、その部分においても、このPDCAサイクルを理解する事は意味があった。

星野は事前に大西園長先生からヒアリングしていたので、PDCAサイクルの中でも、特に検証について説明を多くしていた。

「PDCAサイクルの中で、皆さんに特に強調しておきたいのは、検証(CHECK)です。」

「なぜ検証かと言いますと、この検証次第で次の改善へとつながるか、つながらないかが決まるからです」

「検証を振り返りと説明する事もありますが、振り返っただけではダメです。つまり、出来た出来ない、良かった良くなかった、だけの感想を持つだけではダメです。」

「もともと計画された内容に沿って、何が良くて上手くいったのか?何が悪くて上手く行かなかったのか?またそれらをより良い状態にするには更に何に気を付ければいいのか?を改善策に生かし、改善内容を決定するのです。」

「皆さんは日ごろ、週案を実行しているので、計画と実行までは出来ていると思います。しかし、その実行した内容の振り返りが甘く、改善に生かされていないと思います。」

「実際にPDCAサイクルは、サイクルなので、一つ目のPDCAサイクルが完了したら、次のPDCAサイクルを回すのです。イメージはらせん状につながっていく感じです。」

「そういった意味でも、検証がしっかりと出来ていないと、次に生かすことが出来ませんし、PDCAサイクルがとまってしまう事もありえます」

「実際に多くの企業でもPDCAがうまく回らないといったことは起きています」

(続く)


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