横のつながりを深める 保育園編88 ~人を突き動かす5つの動機~
季節は冬を迎えていた。
各保育士との面談を終えた星野は次の準備にとりかかった。
研修時に意見されたものを、今度は具体的な施策へと落とし込む作業へと移るのだ。
それらは、ワークショップ内で展開されるものとなり、話し合い時の場の作り方、盛り上げ方などについて、研修時の学びを総動員するものとなった。
ワークショップの名称は「未来創りワークショップ」となった。
テーマは2つ。
【価値観と規範作り】
【具体的実行計画】
であった。
人を突き動かす動機として、大きく5つに分けられる事は広く知られている。
それらは価値判断基準とも言い換えられるものだが、以下の5つである。
①精神状態
同じ事を言われても泣いてしまう事もあれば、笑ってしまう事もある。精神状態が違うから。
②自分への質問
普段自分にどんな質問を投げかけているか?それによりどんな自分になりたいかを本能的にジャッジしている。
③価値観
快感と苦痛の力関係を理解する為に、とても重要なもの。
④信念
信念はルールとも言いかえられる。人生に何を期待するか?判断の下し方も左右される。
⑤参照データー
これまでの「経験値」の蓄積(集積)。
我々はいつだってこれらの価値判断基準にもとづき、行動するかしないを決めている。
ワークショップ参加者は継続して同じメンバーに担ってもらった。
「自分のビジョンと保育園ビジョンを同じにする事が大事です。」
冒頭、星野はこのように切り出した。
「なぜなら、自己責任を果たし自分事にする為です。保育園内で昨日や今日起こっている事柄に関わる責任が皆さん(職員の方全員(パートを含む))にはあります。誰のための保育なのか?親御さんの為でしょうか?いいえ。本質的には答えになっていないと思います。やはり、我々は子ども達の為に保育しているのです。」
「つまり、子ども達により良い環境を提供する為には、保育園を革新し続けなければなりません。そして、それが我々自身が成長する為に必要な要素です。では何からすればいいのでしょうか?保育園ビジョンを達成する為に、自分自身の想いを見つめ直し、自分が大切にしていく事のリストを作る必要性があります。そして、それを他の人にも理解していただく必要があります。」
「なぜなら、自分のビジョンと保育園ビジョンを同じにする事が大事だからです。」
その後、星野は価値観と言われるものを列挙した資料を提示し、参考にしてもらいながら、各自の人生で大切にしている想いリストを作成する事を進めた。
(続く)
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
季節は冬を迎えていた。
各保育士との面談を終えた星野は次の準備にとりかかった。
研修時に意見されたものを、今度は具体的な施策へと落とし込む作業へと移るのだ。
それらは、ワークショップ内で展開されるものとなり、話し合い時の場の作り方、盛り上げ方などについて、研修時の学びを総動員するものとなった。
ワークショップの名称は「未来創りワークショップ」となった。
テーマは2つ。
【価値観と規範作り】
【具体的実行計画】
であった。
人を突き動かす動機として、大きく5つに分けられる事は広く知られている。
それらは価値判断基準とも言い換えられるものだが、以下の5つである。
①精神状態
同じ事を言われても泣いてしまう事もあれば、笑ってしまう事もある。精神状態が違うから。
②自分への質問
普段自分にどんな質問を投げかけているか?それによりどんな自分になりたいかを本能的にジャッジしている。
③価値観
快感と苦痛の力関係を理解する為に、とても重要なもの。
④信念
信念はルールとも言いかえられる。人生に何を期待するか?判断の下し方も左右される。
⑤参照データー
これまでの「経験値」の蓄積(集積)。
我々はいつだってこれらの価値判断基準にもとづき、行動するかしないを決めている。
ワークショップ参加者は継続して同じメンバーに担ってもらった。
「自分のビジョンと保育園ビジョンを同じにする事が大事です。」
冒頭、星野はこのように切り出した。
「なぜなら、自己責任を果たし自分事にする為です。保育園内で昨日や今日起こっている事柄に関わる責任が皆さん(職員の方全員(パートを含む))にはあります。誰のための保育なのか?親御さんの為でしょうか?いいえ。本質的には答えになっていないと思います。やはり、我々は子ども達の為に保育しているのです。」
「つまり、子ども達により良い環境を提供する為には、保育園を革新し続けなければなりません。そして、それが我々自身が成長する為に必要な要素です。では何からすればいいのでしょうか?保育園ビジョンを達成する為に、自分自身の想いを見つめ直し、自分が大切にしていく事のリストを作る必要性があります。そして、それを他の人にも理解していただく必要があります。」
「なぜなら、自分のビジョンと保育園ビジョンを同じにする事が大事だからです。」
その後、星野は価値観と言われるものを列挙した資料を提示し、参考にしてもらいながら、各自の人生で大切にしている想いリストを作成する事を進めた。
(続く)
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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