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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 374 動き出す大企業同士の連携3 ~MaaSの号砲~

2019-07-03 10:36:01 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 374 動き出す大企業同士の連携3 ~MaaSの号砲~


まずは世界最先端のMaaS企業とされるフィンランドのマーズ・グローバルもサービスを見て行きましょう。

「現在、ロサンゼルスで何が起きているのか?」

ウーバー渋滞が起こっているのを皆さんはご存知でしょうか?

渋滞をなくす手立てはないのか?

ロサンゼルスが目を付けたのはMaaSでした。

公共機関が主導する形で数年前から複数のプロジェクトを立ち上げていると言います。

マース・グローバルのスマホアプリ「ウイム」を開くと、システムがスマホのカレンダーに登録されているスケジュールから「行き先」を見つけて画面に表示してくれます。

それをタップすると、何通りかの移動ルートを提案してくれるのです。

例えば、「徒歩→トラム(路面電車)→シェア自転車」といった複数の移動手段を組み合わせたルートです。

それらの中から、自ら使いたい移動経路を選ぶと、予約から決済まで済ませる事が出来るのです。

スマホにはトラムなどの電子チケットが配信され、乗る時にその画面をドライバーに見せるだけで済みます。

マース・グローバルが提供するこの移動サービスが、MaaSの一つの例となります。

複数の交通機関を効率よく組み合わせた目的地までのルートを提案し、かつアプリ上で予約・決済が出来るのです。

ウイムは月額定額制(サブスクリプション型)です。

例えば、ヘルシンキ市で月499ユーロ(約6万2000円)を払うと、タクシーは1回あたり5Kmまでという制限はありますが、同市内の交通機関が乗り放題となります。

MaaSには機能に応じてレベルがあります。

スウェーデンの研究者が提唱しているもので、レベル0→統合無し、レベル1→情報の統合、レベル2→予約・決済の統合。レベル3→サービス提供の統合、レベル4→政策の統合、と段階が設定されていて、移動に関わる様々な機能がどれぐらい「統合」しているかで決まります。

交通手段の利用料金や経路などの情報を一元的に表示できればレベル1となるのです。

日本ではナビタイムジャパンが提供するルート検索アプリ「ナビタイム」がこれにあたります。

レベル2は、様々な交通手段の予約やチケット販売、決済までをアプリ上でこなせる状態を指しています。

ダイムラー系の「ムーベル」などが提供しています。

さらに「MaaS事業者」として移動手段を一元化したサービスを展開するのが、レベル3です。

旅行代理店が乗車券や搭乗券、ホテルの予約などを代行し、1つの商品として販売するのに似ています。

その上で、都市計画やインフラ整備などの政策と一体になれば、レベル4となるのです。

現時点でレベル3を達成しているのはウイムだけで、レベル4は存在しないとされています。

ロサンゼルスでは年末から来年初めにかけてレベル3のアプリ提供が予定され、レベル4に向けた取り組みも進めていくと言います。

ロサンゼルスの取り組みの全体像を見て見ましょう。

地下鉄やバスなどを運営するロサンゼルス郡都市圏交通局(LAメトロ)が推進役の中心です。

LAメトロは日本で普及している「スイカ」や「パスモ」のような交通カード「TAP(タップ)」をベースに、決済システムの統合から手掛けます。

プロジェクトの責任者は「ウーバーやリフト、シェアスクーターのライムなど、ロサンゼルスで利用されている交通サービスの民間企業とも決済の統合の話を進めている」と言います。

その先にあるのが、前述したアプリです。

TAPでもデータは蓄積出来ますが、アプリにすることで利用者にとっては使い勝手が向上します。

LAメトロにとっては、より精緻なデータを取れるようになるのです。

このデータは大きな鍵となります。

渋滞がひどいロサンゼルスでは社会課題となっています。

渋滞が起きないように人の流れをコントロールするにはどんなインフラや交通サービスを整備すればいいのかを考えるのに役立ちます。

まさしくレベル4に向けた活動です。
(続く)


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