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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 377 動き出す大企業同士の連携6 ~MaaSの号砲~

2019-07-08 14:13:18 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 377 動き出す大企業同士の連携6 ~MaaSの号砲~


様々な移動サービスを統合して利便性を高めるMaaSは、フィンランドのマース・グローバルのような「MaaS事業者」だけが担い手ではありません。

MaaSは、様々な技術やノウハウを注ぎ込まなければ実現しません。

まず、必要になるのが移動データです。

人や車などのモビリティーが今、どこにいて、どう動いているのかを知る為にはどうしたらいいでしょうか?

個人が持ち歩くスマートフォンからもある程度は移動情報が拾えるでしょう。

しかし、自動運転車などのより高度な移動手段を実用化する上では、より精緻な仕掛けが必要になります。

さらに、こうした情報をリアルタイムに解析するところにも商機はあると考えます。

さらに肝心なのは、こうして集め解析したデータをどう活用するかです。

アイデア次第で、人やモノの移動に革新を呼び込み、新市場を立ち上げることも不可能ではありません。

データを集める事に関しては現在でも各社がしのぎを削っています。

3月下旬にグーグルの地図アプリグーグルマップの日本向けサービスに指摘が相次ぎました。

グーグルは3月6日に日本向け地図を一新すると発表していて、新しい地図サービスで不具合が起きたと受け止められたのでした。

グーグルマップには、地図大手ゼンリンが提供している地図情報が使われていたのは、周知の事実でした。

ゼンリンとグーグルはことの詳細を明らかにしていませんが、同時期にグーグルマップから「ゼンリン」の文字が無くなったことから、両社の契約内容が変更され、ゼンリンがグーグルに提供する情報量が減ったことが、不具合の原因ともみられています。

もっとも、MaaS時代にこうした不具合が発生すると、事業者にとっては致命傷になりかねません。

自動運転車もシェア自転車も、あらゆる移動サービスの基盤となるのが地図情報だからです。

日本でこの分野をリードするのがゼンリンです。

創業は1948年、上書きし続けてきた住宅地図は全国1741市区町村を網羅し、人口カバー率は100%を誇っているのです。

今現在も1日当たり1000人の調査員と周囲を見渡せる360度カメラを搭載した約70台の車両を使って地図情報を日々更新しています。
(続く)


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経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

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