おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 431 「プリフォード・ネットワークス 1」 ~日本におけるAI開発の牽引役の実情~

2019-10-23 12:44:59 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 431 「プリフォード・ネットワークス 1」 ~日本におけるAI開発の牽引役の実情~


プリフォード・ネットワークスという会社はご存知でしょうか?
(参考 本ブログ 15 大企業との協業、355 創造の現場2 ~根性論より科学的に~)

「片付けロボット」

ばらばらに散らばった靴下やおもちゃ、ペン・・・。

それらの物体が何かを認識し、しっかりとつかんで、落とさずに指定された場所に運びます。

人が声やジェスチャーで指示すれば、それを理解する賢さも併せ持つ、そんな片付けロボットを開発したのが、スタートアップのプリフォード・ネットワークスです。

トヨタ自動車のパーソナルロボットに、プリフォード・ネットワークス(以下PN)のAIを組み合わせて開発したのでした。

あらかじめ教え込んだモノだけではなく、それまでの学習から片付けるモノを自分で認識できるのが特徴となります。

同社の岡野副社長は「ロボットでは不可能と言われていた片付けを、実用的なレベルで実現した」と胸を張ります。

この高度な動作を可能にするのが、深層学習と呼ぶ技術です。

人間の脳の神経回路を模したAIの一種で、大量のデータを学習しながら、そのデータの中に隠れた規則性や関連性を見つけ出すのです。

この片付けロボットが片付けるモノを自分で判断できるのも、自らこの規則性や関連性を探し出した結果です。

深層学習を核としたAI開発でPNは日本をリードします。

未上場ですが、IPOすれば時価総額は1兆円を超えると言われる日本で数少ないユニコーン(未上場ながら企業価値が10億ドル(約1100億円))の筆頭格です。

前身は西川社長や岡野原副社長らが学生時代に起業した企業です。

検索エンジンを手掛け、グーグルに対抗しようと技術に磨きをかけました。

しかし、現実はそんなに甘くありません。

そんな時に出会ったのが、深層学習でした。

AIは1956年に学問として確立され、コンピューターの処理性能の向上に伴って進化を続けて来ました。

言語処理や画像認識の精度を一気に高める技術として深層学習が脚光を浴びると「世界を取りにいくならこれだ」と前身の会社からスピンオフ(派生的に生じ)をし、AIに特化する研究開発企業として、2014年3月に今のPNがスタートしたのでした。

創業5年のこの企業に、大企業が引き寄せられる構図が出来上がって来ました。

上の図にある通り、2014年10月のトヨタを皮切りにファナック、三井物産、日立製作所など、日本を代表する歴史ある大企業が次々と提携関係を結んでいるのです。

なぜ、多くの企業がPNと組みたがるのでしょうか?

最大の理由はAIの領域で圧倒的な技術優位性を持っていることにあります。

日本でもまだ深層学習が浸透していない頃からいち早く研究に取り組んだことで、日本で揺るぎない実績を積み上げられるようになったのです。

さらに、人材の層の厚みは群を抜きます。

PNには約200人の社員がいますが、そのほとんどがAIの研究に携わるエンジニアです。

しかも、彼らの大半が大学や研究機関で実績を積んだエリート層と言えば、鬼に金棒です。

AI人材の確保が課題となる日本の産業界では、日立など有力企業がこぞってこうした研究者やエンジニアを迎えようとしますが、それでも彼らはPNを第一希望としているのです。

そこには、西川社長や岡野原副社長といった主要幹部がみな、この分野で著名なエンジニアであることが影響しています。

西川社長も岡野原副社長も優秀なプログラマーを発掘する、国の『未踏プロジェクト』に選ばれているのです。

いわゆるそれは、天才プログラマーの証とも言えるのです。

腕利きのエンジニアほど、レベルの高い人材がそろう環境で腕を磨きたいものです。

有能なエンジニアが次々と集まる好循環が生まれているのでした。

(続く)


「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする