前日はトヨタ車体クインシーズに圧倒されてのストレート負け。長いトンネルに再び入り込んだ感のある岡山シーガルズですが、どこかに光明を見出さないといけません。
ジップアリーナ岡山でのホームゲーム、東レアローズ戦が行われました。この試合には参戦できずテレビ観戦でした。東レに関しては、主力選手の流出が続いてこともあって今季のリーグ戦では苦戦が続いています。つけ込む隙があれば一気に畳みかけて白星を掴みたい試合でした。東レの悩みは決定力不足と考えます。攻撃が単調になって来れば、両サイドの吉野と深澤、そしてオポジットのヌカワロールにマークを集中して、ミドルはある程度無視しても良さそうです。シーガルズも攻撃のバリエーションが足りていないので、単純な打ち合いになると勝ち目がありません。相手を上回る項目が一つでも多くならないと勝機を見つけられない試合でした。
中々、岡山一丸とはなれません。大きな原因はチームが弱いからなのですが、クラブとして地域に根差す取り組みが足りていないこともあると思います。20年以上岡山を拠点に活動しているのですから、重ねてきた歴史は伊達ではないはずです。
この試合のシーガルズのベンチ入りメンバーです。
久しぶりに宮下をベンチに入れました。ここのところずっとベンチ外が続いていたので何があるのかと考えていました。体調面なのか、チーム内での不協和音なのか? その心配を払拭するには、本人が試合に出て活躍することしかありません。宇賀神の安定感を上回る奇抜なトスセンスを見せてほしいものです。
試合結果です。
🏐完全に何かを掴んだとは言い難いところですが、何とか下位3チーム以外から白星を拾うことができました。特に佐伯の決定力が戻ったことが大きいかと感じました。シーズンを通して維持できる安定感はまだないのですが、少しずつ良い流れを掴んで来れば、将来的には日本を背負って立てる逸材だと思っているので、精進を重ねてほしいものです。
両チームともミドルを使い切れていないので、オープンな打ち合いになりました。今季の成績が上がらない要因がそこにあるように思います。オープン攻撃が中心になれば、決定力の高い外国人選手のいないシーガルズには不利な展開なのですが、調子の上がらない東レの隙をつけたことが勝因でしょうか?
シーガルズの各セットのスタートローテーションです。
金田と佐伯をレフトに起用して、ある程度固まってしまえばリーグを戦えそうです。確かにミドルを増やしたいのではありますが、シーガルズのミドル陣にはパンチ力が足りないので難しい選択になります。第4セットのような小松原をミドルポジションに入れるような奇策もあって良さそうです。
1試合でチームが元に戻るとは思えませんが、今季のレギュラーラウンドは残り4試合です。何とかあと2勝したいところです。PFUの残りの対戦相手を考えたら、最低2勝しないと青猫の上には立てません。第3グループの一番上でレギュラーラウンドを終えたいですからね。昨年のような入替戦の屈辱はもう沢山です。
頑張りましょう。
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