死亡ひき逃げ事件で44歳の会社員逮捕 埼玉・飯能市

12/17(土) 12:14配信
22コメント22件
今月7日、埼玉県飯能市で77歳の女性がひき逃げされ死亡した事件で、44歳の会社員の男が逮捕されました。
関口雅彦容疑者は7日午前6時ごろ、飯能市の交差点でトラックで左折する際に横断歩道を渡っていた原弘子さんをはねて引きずり死亡させたにもかかわらず、その場から立ち去った疑いが持たれています。
当時、原さんは交差点から200メートルほど離れた場所で見つかり、警察は周辺の防犯カメラの映像などから関口容疑者を特定しました。
関口容疑者は会社のトラックで出勤する途中で、取り調べに対して「交差点を左折する時に女性を見落とした」と容疑を認めているということです。
父親の年齢40歳以上の家庭が約6割」「母親は無職の家庭が過半数」…“小学校受験”を取り巻く“家族のリアル”
12/16(金) 6:12配信
3コメント3件
近年、増加傾向が続く私立小学校の入学希望者。幼児教室「わかぎり21」が都内60校を対象にした調査によると、2021年入学の年代では、前年比で応募者が1割近く増えていることが明らかになった。

【写真】この記事の写真を見る(14枚)
かつては揶揄まじりに「お受験」と呼ばれることも多かった小学校受験だが、なぜこれほどまでに入学希望者が増えているのか。そして、いったいどのような親が子を受験させているのか。ここでは、日本大学文理学部教育学科教授の望月由起氏の著書『 小学校受験~現代日本の「教育する家族」 』(光文社新書)の一部を抜粋。小学校受験を取り巻く状況を概括する。(全2回の1回目/ 後編 を読む)
◆◆◆
まず本節では、誰が小学校を「受験する」のかについて、「家庭の世帯年収」「親の年齢」「親の就労状況・職種」「親の学歴」「親の受験経験」などの観点から考えてみたい。
家庭の世帯年収
小学校受験、特に私立小学校を受験するためには、進学後の学費面を含めて、経済的な問題をクリアする必要があることはいうまでもない。そこでまずは、経済的な余裕さの大きな指標となる「家庭の世帯年収」について、みていくことにする。
図3-1は、調査対象とした家庭(以降、「小学校受験家庭」と表記する)の世帯年収について示したものである。
社会にはさまざまな職業があるが、一般的には、仕事の遂行に困難が伴い、かつ、高い技能を必要とする職業ほど、高い賃金・所得を得る可能性が高いといわれている。
経済学者の橘木俊詔・松浦司は、総務省「家計調査年報」のデータを分析し、子どもを私立小中学校に通わせる比率は年収1000万円以上の層が際立って高く、2000年以降、所得階層と私立に子どもを通わせる比率に正の相関が存在し、近年その傾向が顕著になっていることを指摘している(『学歴格差の経済学』勁草書房)。
図3-1からは、小学校受験家庭の半数以上(全体の54.1%)が世帯年収1000万円を超えており、1500万以上の家庭も4分の1程度(同24.7%)いることから、この年代の子どもをもつ家庭としては、極めて高い世帯年収の家庭が多いといえるだろう。家庭によっては、親の収入の他に、祖父母からの経済的支援などがある可能性も否めない。
親の年齢
現代の日本社会においては、「年齢」や「就労状況・職種」が年収に大きく影響する傾向にある。では小学校受験家庭の父親や母親の年齢は、どのような状況なのであろうか。
図3-2は小学校受験家庭の父親の年齢、図3-3は母親の年齢を示したものである。
父親の年齢が40歳以上の家庭がおよそ6割(全体の58.6%)に及んでいる。この年代の子どもをもつ家庭としては、父親の年齢が高い家庭が多いのではなかろうか。小学校受験家庭の世帯年収の高さには、こうした父親の年齢の高さが少なからず影響していると思われる。
ただし本調査を実施した当時の国税庁「民間給与実態統計調査」によれば、サラリーマンの平均年収は、「40~44歳」617万円、「45~49歳」663万円、「50~54歳」670万円であり、小学校受験家庭の世帯年収の高さは、父親の年齢の高さによるものだけではないことがわかる。
他方、母親の年齢が40歳以上である家庭も全体の35.7%に及んでいる。調査対象児のおよそ7割が第1子であること、厚生労働省の当時の「人口動態調査」によれば35歳以上で出産している母親は全体の4分の1程度であることをふまえると、この年代の子どもをもつ家庭としては、母親の年齢が高い家庭が多いものと思われる。
親の就労状況・職種
続いて、小学校受験家庭の就労状況や職種に目を向けていこう。 まず父親の就労状況を示したものが次頁の図3-4、母親の就労状況を示したものが図3-5である。
父親が「パートタイム勤務」や「無職」の家庭は皆無に近く(全体の0.3%)、「フルタイム勤務」の家庭が4分の3程度(同75.2%)、「自営」の家庭が4分の1程度(同24.5%)を占めている。
他方、母親は「(就労経験の有無を問わず)無職」の家庭が過半数(全体の57.4%)を占めているものの、母親が就労している家庭も4割以上(同42.4%)に及んでおり、「フルタイム勤務」の家庭も2割弱(同18.0%)いる。こうした母親の就労状況も、家庭の世帯年収の高さに影響しているだろう。
<略>
親の学歴
先ほど述べたように、一般的には、仕事の遂行に困難が伴い、かつ、高い技能を必要とする職業ほど高い賃金・所得を得る可能性が高く、そのためには「学歴」に代表されるような、高い教育水準が必要とされることが多い。
(1)最終学歴 小学校受験家庭の親の多くは「専門職」や「管理職」といった職種に就いていることから(図3-6および図3-7参照)、彼らの最終学歴の高さも予想される。
小学校受験家庭の父親の最終学歴を示したものが図3-8、母親の最終学歴を示したものが図3-9である。
父親の最終学歴が「大学」の家庭がおよそ3分の2(全体の65.2%)に及ぶだけでなく、「大学院」の家庭もおよそ2割(同19.1%)を占めている。他方、過半数の(全体の51.5%)の家庭では母親の最終学歴が「大学」であり、「大学院」の家庭も全体の7.2%に及んでいる。
調査対象児の親世代(1990年代頃)の大学(学部)進学率は30~40%であることから(図3-10参照)、
小学校受験家庭の多くは両親ともに高学歴であるといえるだろう。
小学校受験家庭について、フリーランス・ライターの片山かおるは「夫婦ともに受験を勝ち抜いてきた高学歴夫婦である場合も少なくなく、小学校受験も、子供のためというより、親にとっての1つのチャレンジとしてプラスに受け止める傾向がある」と指摘している(『お受験』)。
高学歴の親の中には、自らの受験経験が成功体験となっていることも多く、受験をポジティブに捉える傾向が強いのではなかろうか。
<略>
(2)出身高校のタイプ では小学校受験家庭の親はどのような高校を卒業して、大学・短期大学・専門学校といった高等教育機関に進学したのだろうか。高等教育機関に進学した親を対象に、卒業した高校のタイプについて、その高校を卒業した生徒の進路傾向に着目してみていく。
父親の出身高校タイプを示したものが図3-11、母親の出身高校タイプを示したものが図3-12である。
父親の出身高校タイプは、「国公立・難関大学への進学校」が4割以上(全体の43.2%)を占めており、「大学への進学校」(同28.2%)を合わせると、いわゆる「進学校」出身者が7割を超えている。他方、母親の出身高校タイプは、「国公立・難関大学への進学校」は4分の1程度(全体の26 .5%)であるが、「大学への進学校」(同35.3%)を合わせると、「進学校」出身者が6割を超えている。
以下はリンクで
今回は借金に苦しんでいる「さわ」さんのお悩みです。
相談者プロフィール:さわ(33歳女性)
亭主関白な年上の主人と、未就学児の娘2人の4人暮らし。節約術を勉強中です。


さわさんのお悩み
サラリーマンの主人と、専業主婦の私、そして3歳と1歳の娘の4人暮らしです。私は独身時代アパレル関係に勤めていたのですが、会社からの指定ファッションもあり、身なりにお給料以上のお金をかけていました。クレジットカードはいつもリボ払いを繰り返し、結婚して5年たった今でも完済できていません。
現在は働いていたときのような額を毎月カード返済にあてられず、今では余計なことをしてしまったと後悔しているのですが、独身時代に作ったカードローンを使いそこから返済していました。
しかし、そのカードの利用額もなくなり、それぞれのカードの支払い最低額を毎月支払っています。なのでほとんどが利息で、支払い残高は全然減りません。その後、所有しているほとんどのカードを任意整理しましたが、それでも毎月の返済額が多く、貯金が全くできていません。
私が外に働きに出たらもう少し余裕ができるのでは…と主人にパートの話をしたのですが、子どもが小さいうちは働いてほしくないとのこと。「裕福とまではいかないだろうけど、そんなに生活費カツカツじゃないでしょ?」と聞かれ、借金の話を主人にしていないため何も言えませんでした。
また、短時間のパートをするとなると、よほど時給が良くない限り保育園代でなくなってしまうよと言われ、今すぐに外に働きにいくことは現在諦めました。
主人から毎月もらうお金を、生活費のほかに私だけの返済に使っているのが心苦しいのですが、主人の反応が怖くて借金があることはどうしても言えずにいます。残り250万ほど借金が残っていて、完済まで4年ほどかかる予定です。
現在はフリマサイトや、在宅の簡単な仕事をしていますが、生活の足しになっているかと言われると微妙なところです。友人から探せば在宅の仕事なんていくらでもあるとは言われましたが、小さい子どもが家にいると在宅の仕事もなかなか集中して長時間するというわけにもいきません。
自業自得なんですが、毎日お金のことばかり考えていて辛いです。
お悩みへの回答
■早めに打ち明けて返済に向けた協力体制をとりましょう
最初に言い出せなかった秘密を、あとになって告白するのは勇気のいることですよね。しかし、貯蓄ができていないことやお子様の年齢などから考えると、完済までの約4年間を無事に隠し通すのはかなり難しいように思えます。
細かい状況にもよりますが、ご主人様の性格的にどうしても告白できないなどでなければ、やはりできるだけ早く借金の存在を打ち明け返済に向けた協力体制をとるべきでしょう。
一般的にですが、男性は秘密の内容そのものよりも「秘密にされたこと」自体にショックを受ける傾向があります。
「隠し事がばれる」という形で露見するよりは、謝罪とともに告白する方がショックもダメージも少なく済む可能性が高く、家計の立て直しもしやすいはずです。
ご主人様の協力があれば、生活費全般の見直しや残してあるカードの整理など、打てる手も広がってきます。打ち明ける場合は、借金を作った経緯やなぜ今まで隠していたか、反省していること、そして数年で完済できる見込みであることなどを説明し、誠実に謝りましょう。
■◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。