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【飯能3人殺害】“優等生”で芸大卒業>容疑者の素顔…““映画監督”志望も音信不通

2022年12月28日 11時03分11秒 | 事件と事故
現在は無職ですが、かつては映画監督を志していた時期があったといいます。  容疑者を知る人によると、関西の芸術大学を卒業後、2007年に映画の助成金制度に応募し、対象者に選ばれたといいます。 

【飯能3人殺害】容疑者の素顔…“優等生”で芸大卒業後 “映画監督”志望も音信不通

12/27(火) 14:00配信

埼玉県飯能市の住宅で、家族3人が殺害された事件。逮捕された40歳の男の素顔が明らかになってきました。男はかつて映画監督を目指していて、映画の助成金制度の対象者にも選ばれていました。しかし、作品は完成させずに音信不通となっていたということです。


 ■クリスマスの朝 閑静な住宅街で何が…  埼玉県飯能市の住宅で、親子3人がハンマーのような鈍器で殴られ、殺害されているのが見つかった事件。

  眉間にしわを寄せ、うつむく男。警察は25日夜、現場近くに住む無職の斎藤淳容疑者を殺人未遂容疑で逮捕しました。 


 事件現場の住宅と斎藤容疑者の家は、直線距離で60メートルほどと目と鼻の先。クリスマスの朝、閑静な住宅街で何が起こっていたのでしょうか。 


 110番通報:「口論をしている」「庭先で男性が殴られて倒れている」 

 相次ぐ110番通報に警察が駆け付けると、住宅の庭で3人が倒れているのが発見されました。  

事件現場となった住宅に住むウィリアム・ビショップさん(69)、妻の森田泉さん(68)と、娘の森田ソフィアナ恵さん(32)。3人とも顔を中心に上半身に複数、ハンマーのような鈍器で殴られたような傷があり、鈍器を持って逃げる男の姿が目撃されています。 


 近所の人:「(近所の人が)何かで殴ってるところを見たと」「ハンマー。大き目のハンマーと言ってました」「執拗(しつよう)に、狂気を感じたと、その人は言ってました」





 ■容疑者と遭遇…住民「お前か」と聞く  

事件直後に、斎藤容疑者とみられる男と出くわしたという近所に住む男性は、次のように話します。  

容疑者と遭遇した住民:「家内と娘は『助けて』とか『警察呼んで』とか、聞こえたみたい。女性の声だったみたいですね。しばらくしたら、全く声が聞こえなくなったという」

「(Q.なぜ、あなたはそこにいた?)人がやられてるって話を、家内とか近所の人に聞いて。様子を見に、木刀を持って行ったんですけど。そしたら、ちょうど出てきた」

「森田さん(被害者)の家の前へ行ったら、そこから男がこっちに向かってきた。『お前か』って言ったら、元に戻って行った。お前がやったのかっていう意味で、『お前か』って言ったんですけど。何も言わず、無言でそのまま走るわけでもなく。表情も全然、息荒げるとか、興奮とかの様子は全くなかった」 

 さらに、現場となった住宅では、火災も発生していたといいます。

  容疑者と遭遇した住民:「私が木刀持って行った時には、煙が出てました。2階の両側から」  

捜査関係者によると、斎藤容疑者は3人を襲った後、火をつけたとみられています。  

実は、以前から被害者一家とトラブルになっていたといいます。

 ■過去に“器物損壊トラブル”…警察が介入  

近所の人:「1年くらい前に回覧板で、『車が切り付けられる事件が発生してるから、気を付けてね』っていうのは回ってきて」

  今年1月、斎藤容疑者は、被害者の車を傷付けた器物損壊の容疑で逮捕されていたのです。 

 捜査関係者によると、これ以外にも、車を傷付けるなどのトラブルを複数回に渡って起こしていて、警察が介入していたというのです。

  その当時、町内会で回覧された文書には「車両傷付けられ事件発生」「修理代は100万円」と記されていました。 

 車の傷を見た住民:「何かで、グーっと力強くやられた感じ。怖かったですね、深かったから。普通のガーじゃない。グーって感じ」 

 一体、斎藤容疑者はどんな人物だったのでしょうか

  近所の人:「おじいちゃん、おばあちゃんと引っ越してきた時、お母さん、お父さんもいらして。仲良く暮らしていて…」 

 現在は、一人暮らしだという斎藤容疑者。近所の人によると、こどものころに引っ越して来たといいます。 

 息子が小学校のサッカーチームで一緒だった母親:「(息子によると)ものすごく格好良くて、サッカーもうまかったから信じられないと…」

 息子が小学校の同級生:「明るくて人気者で、サッカーは上手だし、頭は良いし。曲がったところのある子じゃないって。(中学は)難しい学校に行ったみたいだけどね」  

近所の人:「几帳面よ。(自治会費を)ちゃんとした茶封筒に『斎藤』と書いて持ってくるんだから

 ■映画監督を目指すも…音信不通に  

現在は無職ですが、かつては映画監督を志していた時期があったといいます。  容疑者を知る人によると、関西の芸術大学を卒業後、2007年に映画の助成金制度に応募し、対象者に選ばれたといいます。

 その後、自主制作映画を撮り始めます。題材は、社会派の至って真面目なものでした。 

 撮影は終えたたのですが、そこでもトラブルが…。編集作業中になぜか連絡が取れなくなったといいます。 

 作品を完成させるよう説得するため、関係者が自宅を訪ねると、斎藤容疑者はこう答えたといいます。  

斎藤容疑者:「投げ出すつもりはない。完成させる」 

 深刻な様子もなく、笑顔で答えたといいます。しかし、その後も音信不通になり、斎藤容疑者が映画を完成させることはありませんでした。

  近所の人:「人付き合いは、全然していない。一人暮らしで、仕事もしてない様子」 

 斎藤容疑者は取り調べに対し、「言いたくない」と供述を拒んでいるといいます。  


26日夕方、遺族が悲痛な胸の内を明かしました。 

遺族のコメント:「私たちは、家族が突然このような事件の被害者となってしまい、非常に大きなショックを受けており、心の整理がついていない状態です」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年12月27日放送分より)

テレビ朝日


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飯能市家族3人「ハンマーで耕すように」殺害…「スポーツも勉強もできる優等生」40歳男がなぜ?車傷つけトラブルがきっかけか

2022年12月28日 10時04分48秒 | 事件と事故


飯能市家族3人「ハンマーで耕すように」殺害…「スポーツも勉強もできる優等生」40歳男がなぜ?車傷つけトラブルがきっかけか     



イット!2022年12月26日 月曜 午後7:20

埼玉県飯能市にある住宅の庭先で、家族3人が殺害された事件。逮捕された男の素顔が、少しずつ明らかになってきた。


この記事の画像(13枚)
事件は、西武池袋線の飯能駅から約1.5kmのところにある、戸建てが立ち並ぶ住宅街で発生した。


事件に巻き込まれたのは、ウィリアム・ビショップさん(69)と森田泉さん(68)の夫婦に、娘の森田ソフィアナ恵さん(32)を加えた3人。

3人は庭先で頭や首から血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。


警察は26日、ビショップさんの死因が、鈍器で首を殴られたことによる頸髄損傷と発表した。


近所の人:
(午前)7時10分くらいに悲鳴で気付いて、ハンマーを持ってたたいているっていうことで…ギャーギャーって、2人の女の方だと思うんですけど、逃げているって感じの悲鳴でした。


 犯行を目撃した人から話を聞いたという男性によると、男は「長いハンマーで畑を耕すように殴っていた」という。

住宅の2階では火事も発生し、現場から逃走する男の姿が目撃されていた。

斎藤容疑者は「スポーツも勉強もできる優等生」
事件発生から約15時間後、殺人未遂の疑いで逮捕されたのが、現場近くに住む、無職の斎藤淳容疑者(40)。


斎藤容疑者を知る人からは驚きの声が相次いだ。


斎藤容疑者の知人A:
信じられない感じだった。真面目で良い子だよ、スポーツもできるしね。勉強もできるし、優等生なのかな。

斎藤容疑者の知人B:
 息子が言うには、ものすごくかっこいい。サッカーがうまかった。こんな事件を起こすような感じじゃまったくなかったって。

夫婦の住宅から約60mと、すぐ近くに住んでいた斎藤容疑者。斎藤容疑者は犯行後、すぐに家に戻っていたとみられる。

斎藤容疑者は幼い頃からこの住宅街に家族とともに住んでいたというが、ここ数年はひとり暮らしだったとみられている。


斎藤容疑者を知る人:
 植木がボーボーだったので、(誰も)住んでいらっしゃらないと思っていて…(両親や姉は)もう数年前から多分いらっしゃらない。

警察は防犯カメラの映像などから斎藤容疑者の犯行とみて、自宅にいるところを逮捕。その際、斎藤容疑者は10分間ほどドアを開けようとせず、抵抗したという。
 
「車に傷」斎藤容疑者と過去にトラブルが…
現場となった住宅街は、高級住宅街として知られていた地域。ビショップさん家族は数年前に引っ越してきたという


近所の人A:
美杉台の中でも高級住宅地で、セレブやマダム、そういうイメージですかね。本当に静かで閑静な住宅街です。

近所の人B:
(ビショップさんは)温厚な方、誰でも挨拶してくれる。


しかし、1年ほど前からはトラブルに見舞われていたという。


近所の人C:
 同じ車を2回もやられているから、これ特定の人じゃないの?って。また傷つけたりされないように、防犯カメラを2台つけていた。


2019年に撮影された被害者宅の駐車場に止まっているのは、赤い外国車。

2021年にこの駐車場で車に傷がつけられる事件が発生し、町内会が配布した文書には「車の右側フェンダーから、前・後ドアを通過してトランクルームまで傷つけられた」「修理代は100万円など」と書かれていた。


2022年に入り、斎藤容疑者がこの車を傷つけた器物損壊の疑いで逮捕され、その後不起訴となっていた。

調べに対し斎藤容疑者は、「言いたくありません」と供述を拒否しているという。
(「イット!」12月26日放送分より)


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