船首浸水 。沈んでいる。エンジン使えない」知床の観光船 事故当日の通報内容が明らかに
北海道・知床沖の観光船沈没事故で、事故当日の先月23日「KAZUⅠ」や運航会社の関係者から第1管区海上保安本部に寄せられた118番通報の詳しい内容が明らかになった。
5・30・2022
【映像】公開された“通報内容”
午後1時18分に、1管本部に「KAZUⅠ」から携帯電話で通報が寄せられており「船首浸水。沈んでいる。エンジン使えない」などと緊迫した内容で、実際には24人いた乗客を「10人くらい」と伝えるなど混乱していたことが伺える。
その約30分後には運航会社「知床遊覧船」の関係者から「ヘリじゃないと間に合わない。沈む」と通報があり、午後2時ごろには「KAZUⅠ」と連絡が取れなくなったと記録されている。(ANNニュース)