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同じ境遇でもストレスがたまらない人がしている3つの習慣

2025年02月25日 03時00分42秒 | メンタルヘルスのこと>心の健康

1. ストレスに耐えようとするのではなく、ストレスを発散する方法を見つける
2. プレッシャーを言語化することで、自分とのコミュニケーションをうまくやる 
3. 弱みをさらけ出して、周りからの協力を得る  

上司からは目標達成しろとプレッシャーをかけられ、部下たちからは会社の愚痴を吐かれる……つねに板挟み状態の中間管理職ですが、ストレスを「ため込む人」と「ため込まない人」の差はいったいどこにあるのでしょうか。

 多くのビジネスパーソンが持つメンタルの悩みを解決してくれる『刑事メンタル』の著者であり、刑事生活20年の森透匡さんは、修羅場という修羅場を潜り抜け、ときに捜査本部100人のチームを束ねてきた元ベテラン警部。

自身も中間管理職としてプレッシャーが大きい立場にいたといいますが、効果的なストレスコントロール術で乗り切ったそうです。(取材・構成/川代紗生、撮影/疋田千里)

 ● 刑事100人を束ねた管理職時代に見つけた ストレスを溜めない習慣  

──森さんは警察に27年在籍、23歳という若さで巡査部長に昇格、そして同期生トップの35歳で警部に昇任されたと伺いました。ただでさえプレッシャーの強い刑事のお仕事なのに、さらにリーダーとして組織を束ねていくとなると、かなりのストレスなのではないでしょうか?  


森 透匡(以下、森):10年ほど警部として働いていましたが、やっぱりストレスはありますよ。警部って、中間管理職なんですよね。じつは検挙件数、検挙率、事件の抑制件数など、ノルマがあるんです。警察の仕事はすべて数値目標で管理されていて、私も当時は本部の監察からノルマを定期的に精査されていました。 


 ──上からはノルマのプレッシャーがあり、さらに部下の成長も促し……となると、考えることがたくさんありますよね。何人くらいのチームを束ねていたんですか?  

森:ケースによるのですが、多いときは捜査本部100人をまとめなければならないこともありました。  

──100人! 大変ですね!  

森:しかも、刑事って個性が強い人ばっかりなんです。「おれさまは刑事だぜ!」みたいなね。なので、部下は生意気で言うことを聞かないし、上からはノルマ達成しろとプレッシャーをかけられ、やっぱりストレスはたまりました。  

ただ、そういう経験を続けているうちに、ストレスをためないためにコントロールするべき習慣って、三つしかないってことがわかったんです

 ● ストレスに耐える「器」を大きくするのではなく、 ストレスを発散する「蛇口」を大きくすればいい  

──長年ご活躍され、結果も出し続けてきた森さんのストレスコントロール術、ぜひ伺いたいです!  

森:そもそも大前提として、中間管理職でストレスを感じない人間っていないでしょう? 責任があるからプレッシャーを感じる役職だし、ストレスを減らそうとするのは難しい。ただ、人によってストレスの入る器の大きさは違う。大きい器の人もいれば、小さい器の人もいますよね。それで、多くの人はストレスコントロールをしようと思うと、その器自体を大きくしようと考えて「なんで自分はこんなにすぐにストレスがたまってしまうんだろう……」と落ち込んで、自分を責めてしまう。でも違うんですよ。その器を大きくしようとするのって難しい。  

じゃあ、どうすればいいか。器を大きくするんじゃなくて、ストレスを排出する「蛇口」を大きくすればいいんです。そうすれば、いくら入ってきても出ていくでしょう? だから、ストレスをコントロールしようと思ったら、器ではなく「蛇口」を大きくするためにはどうしたらいいかを考えたほうがいい。ストレスがたまらない人は、ストレスの発散方法をきちんと持っているのです




──なるほど! たしかに、ストレスに敏感な人に「敏感になるな!」って言っても無理ですもんね……。  

森:器を大きくするんじゃなくて、「でかい蛇口から効率よく出す方法」を考えればいいんです。お酒を飲んだり、歌を歌ったり、マラソンしたり、武道をやったり、何かしら自分の趣味の時間に費やしたり。人によってその発散方法はちがいますが、自分にとってベストな発散方法がわかるといいですよね。  

──コロナ禍で憂鬱な気分になる人が増えた、という声もよく耳にしますけれども、もしかするとストレスの蛇口を塞がれてしまったからなのかもしれませんね。 

 森:そうだと思いますよ。自分なりのストレス発散方法がない人って、やっぱり病んでしまうんですよね。

 ● メンタルが強い人ほど弱音を出すのがうまいワケ  

──中間管理職時代、ストレスをためないために日常的にやっていた習慣などはありましたか?  

森:「心に抱えているプレッシャーを言語化する」ことですね。私はA4サイズのノートを「極秘ノート」としてつねに持ち歩いていました。事件を解決するためにこれをやろうとか戦略的なことはもちろん、不安やストレス、イライラなども全部書きまくっていたんです。ネガティブなことをありのままに洗い出して、自分の内面と向き合う時間をつくっていました。「なんで私はいまイライラしているのかな? 


原因1:あいつがあんなことを言ったからだ!」みたいに。  

──たしかに、それは誰にも見せられない極秘情報ですね(笑)。  

森:でも、ありのままに全部吐き出すっていうのが大事なんですよ。イライラしている原因がわかると、じゃあ、どうすればイライラが治るかな? と冷静に考えられる。冷静になると、「あ、もしかしたらあれは私のために言ってくれたのかもしれない。ありがたいことだな」とポジティブな見方もできるようになってくる。文字化することによって、感情が整ってくるんです。  

結局のところ、メンタルを強く保てるかどうかって、「自分とのコミュニケーションがうまくできているかどうか」です。悩みやストレス、イライラがあっても、自分とうまくコミュニケーションをとって納得させられれば、いつも平常心でいられる。でも、付き合い方が下手だと、「なんで、私はこんなにダメなんだろう」と責めてしまう。  


だからプレッシャーを吐き出して可視化し、ストレスを溜めないようにするのがすごく大事。信頼できる部下に弱音吐いてもいいと思いますよ。じつは、プレッシャーに弱い人ほど、自分の弱みを「隠そう隠そう」とするんです。弱みをさらけだすと自分にとって不利になるんじゃないかと思って、隠してしまうんですよね。でもじつはその逆で、弱みをさらけ出したほうが、人は強くなれるんです。心理学用語で「アンダードッグ効果」というのですが、これは「人の弱音を聞くと周りが応援したくなる現象」のこと。プレッシャーを吐き出してみたら、案外部下や同僚が応援してくれるかもしれませんよ。 

 「弱気になる」のと「自分の弱さを知る」のは違うのです。人間はどうしても自分をよく見せようとしてしまいがち。「完璧・正解でいなきゃ」という思い込みにはまり実力以上のことをしようとして、ストレスに押しつぶされてしまうんです。

  自分の弱さを知ることができれば、高望みはしなくなります。克服する必要はないし、完璧な人にならなくていいので、ときにはノートや周りの人に吐き出したりして弱さを受け入れてみましょう。肩の力が抜けて意外といい結果につながるかもしれませんよ。  

最後に、ストレスをためてしまう人やプレッシャーに弱い人におさらいです。

 1. ストレスに耐えようとするのではなく、ストレスを発散する方法を見つける
 2. プレッシャーを言語化することで、自分とのコミュニケーションをうまくやる 
3. 弱みをさらけ出して、周りからの協力を得る  

この3つを心掛けるだけで、ストレスをだいぶコントロールできます。私もそうでしたが、組織の中にいると、あらゆる人間関係に頭を抱えます。環境はすぐに変えられないのですから、なるべく自分の中で抱え込まないように、外に出していきましょう。  

【大好評連載】 第1回 1日10秒でメンタルを強くする3つの習慣
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なぜ? 男性より女性のほうが「浮気しやすい」驚くべき理由

2025年02月25日 00時03分40秒 | 女と男のこと

なぜ? 男性より女性のほうが「浮気しやすい」驚くべき理由


9/2(土) 20:20配信

既婚者である男女1000人に、何がきっかけで浮気をしたかを質問した。
次のデートをする前に、ぜひ心に留めておいてほしい男女関係についてのニュースがある。女性が浮気する可能性について、予想外の発見があったのだ。 


【写真】熱愛から破局までにどんなドラマが? セレブカップルの別れの事件簿40


デート・ウェブサイト「Illicit Encounters」が行った調査によると、パートナーを裏切った母親を持つ女性は浮気しやすいという結果が出た。イギリスの「Indy 100」によると、既婚者を対象にデート・サービスを行うこのサイトが、男女1000人の顧客に、何がきっかけで浮気をしたか質問。すると、浮気をした女性の71%が、自分の母親もしたからと答えた。対照的に、自分の父親もしたからと答えた男性は45%だった。 


調査ではまた、浮気を決心する際に、親が与える影響についても驚くべき結果が出た。調査に協力した女性の半数以上が、母親もしたから、自分がしても許されると思ったと回答。一方、男性の場合は、89%が逆のことを思っている。彼らは、父親にバレたら浮気を止めると答えた。 


「一般的に考えられているのとは反対に、男性の多くは、いろいろな相手と浮気して、友人たちから“元気のいいヤツ”と見られるのを必ずしも誇りに思ってはいません」と、同サイトの広報であるクリスチャン・グラント氏は言う。「そう見えるかもしれませんが、心の底では、父親に浮気経験があるかどうかにかかわらず、父親からの反感を恐れているのです」 


同氏はまた、人の浮気願望の裏にある真の理由はただひとつ、罪悪感だと付け加える。
「一見、説明のつかないメンタリティーの違いなのですが、女性は、母親の罪を浮気の許可証のように受け取り、一方、男性は、父親の過去がどうあれ、常に罪悪感が頭の上をよぎるのです」





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