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高齢運転者による交通事故防止対策として改正道路交通法で導入が決まっている運転技能検査(実車試験)について、警察庁は対象者や検査方法の内容を固めた。75歳以上のうち、過去3年間に速度超過や信号無視など11類型の違反をした人を対象とし、合格するまで免許更新できない。新たな制度は来年6月までに実施される。
3/11/2021
【写真】高齢運転者の検査はこうなる
対策のあり方を検討してきた警察庁の有識者会議が11日、報告書をまとめた。同庁はその内容に沿い、今年秋にかけ道交法施行規則などの改正を進める。
実車試験の対象になる違反は他に、前方不注意などの安全運転義務違反、携帯電話などの使用、横断歩道での歩行者妨害、逆走などで、死亡・重傷事故を起こした人の割合などから決めた。免許更新の通知時点で過去3年間にこれらの違反が一つでもあった人は試験を受けなければならない。