れもん&みるく

徒然日記

稲むらの火の館

2013年05月29日 21時27分42秒 | おでかけ・仏像・ 美味しいもの
今日はボランティア委員の合同研修会で
和歌山県有田の
「稲むらの火の館」へ行ってきました



安政南海地震津波(1854年)のときに
大きい揺れが来たから津波が来ると
当時の有力者「浜口梧陵」が
村人を高台へ誘導して
夜、取り残された被災者がどの方向に
逃げたらいいかの目印とするために
「稲むら(ワラジ等をつくるために干してるワラ)」を
燃やして陸地の目印にした
その後の復興のためにも私財をなげうって
貢献したという

のちにその話を
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が
A Living God(生き神様)という
作品として発表

浜口梧陵さんは
ヤマサ醤油7代目
のちに初代郵政大臣(駅逓頭)にもなられています

この施設は「津波防災教育センター」です。
津波に関する資料・映像を見て

「津波てんでんこ」って言葉を
覚えておき家庭でも話し合いたいなと思いました

どこでいつ津波に遭遇するかもしれない
僕はキチンと逃げるからママも逃げて
私も絶対に逃げるから探さず逃げて
家族全員がそれぞれの力で逃げる
それぞれの力で逃げていると信じあうことで
全員が助かるという意味です

ハッキリ言って3・11震災の後のように
毎日津波の映像を見ていた頃と違って
頭の中から津波の文字が薄れていた

今回の研修で南海トラフ地震は
生きているうちに必ず来ると思って
家族でも話し合いたいと思いました

そしてボランティア委員としての
活動に活かしていかないと・・・あ~重っ


その後、醤油発祥の地「湯浅醤油」醸造蔵へ



大豆・小麦・塩だけで作った醤油

スーパーで売っている醤油は添加物の液体ですと・・・
そこまで言われたらスーパーの醤油を買えません



味見をしたらやっぱり美味しくて
買って帰りました

一日研修は疲れますが
今回の研修は身になったなと思います

コメント
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