(「河北新報」平成23年4月28日(木)付け記事より引用)
「花の冠」 仙台の詩人大越桂さん作詞
4月30日 仙台・金剛沢小児童が披露
・・・歩き出すきっかけに
東日本大震災からの復興の祈りを込めた合唱曲「花の冠」が完成した。仙台市の詩人大越桂さん(22)が作詞し、東京都の作曲家・ピアニストの松浦真沙さん(33)が曲を付けた。30日、青葉区一番町の路上で開かれる復興支援コンサートで、金剛沢小(太白区)合唱団が初演する。
障害の有無にかかわらず楽しめる芸術イベントを開催している仙台市の市民グループ「アートーインクルージョン」が、大越さんと松浦さんに依頼した。
歌詞は<嬉(うれ)しいなという度に/私の言葉は花になる>と始まり、<今は泣いてるあなたでも/笑顔の花になるように>と締めくくられる。小さな種を育てて、大きな花を咲かせたいという祈りをこめた。
大越さんは「被害の大きさにかかわらず、みんなが心の被災者。音楽の力に触れ、一緒に歩き出すきっかけになってほしい」と語る。
松浦さんは祖母が名取市出身で、仙台で活動する憶も多い。心にしみるシンプルで優しいメロディーの4分ほどの曲にまとめた。「被災された方を元気づけるお手伝いをしたかった。聴くだけでなく、ぜひ一緒に口ずさんでほしい」と話す。
金剛沢小合唱団は、各種の合唱コンクールで全国大会にもたびたび出場する実力校。今回は33人の団員に中学生のOGを加え50人ほどで歌う。
団長で6年生の松本彩花さん(11)は「私たちに今できるのは歌うこと」。5年生の横山若菜さん(10)は「勇気をもらえる歌。みんなが笑顔の花になってほしい」と話す。指導の大槻葉子教諭(48)は「希望に満ちた歌詞の具体的なイメージを思い浮かべて歌い、聴く人に気持ちを届けたい」と強調する。
コンサートは午後1時半(仙台三越前)、2時半(フォーラス前)、3時半(藤崎本館前)に行われる。
「花の冠」 仙台の詩人大越桂さん作詞
4月30日 仙台・金剛沢小児童が披露
・・・歩き出すきっかけに
東日本大震災からの復興の祈りを込めた合唱曲「花の冠」が完成した。仙台市の詩人大越桂さん(22)が作詞し、東京都の作曲家・ピアニストの松浦真沙さん(33)が曲を付けた。30日、青葉区一番町の路上で開かれる復興支援コンサートで、金剛沢小(太白区)合唱団が初演する。
障害の有無にかかわらず楽しめる芸術イベントを開催している仙台市の市民グループ「アートーインクルージョン」が、大越さんと松浦さんに依頼した。
歌詞は<嬉(うれ)しいなという度に/私の言葉は花になる>と始まり、<今は泣いてるあなたでも/笑顔の花になるように>と締めくくられる。小さな種を育てて、大きな花を咲かせたいという祈りをこめた。
大越さんは「被害の大きさにかかわらず、みんなが心の被災者。音楽の力に触れ、一緒に歩き出すきっかけになってほしい」と語る。
松浦さんは祖母が名取市出身で、仙台で活動する憶も多い。心にしみるシンプルで優しいメロディーの4分ほどの曲にまとめた。「被災された方を元気づけるお手伝いをしたかった。聴くだけでなく、ぜひ一緒に口ずさんでほしい」と話す。
金剛沢小合唱団は、各種の合唱コンクールで全国大会にもたびたび出場する実力校。今回は33人の団員に中学生のOGを加え50人ほどで歌う。
団長で6年生の松本彩花さん(11)は「私たちに今できるのは歌うこと」。5年生の横山若菜さん(10)は「勇気をもらえる歌。みんなが笑顔の花になってほしい」と話す。指導の大槻葉子教諭(48)は「希望に満ちた歌詞の具体的なイメージを思い浮かべて歌い、聴く人に気持ちを届けたい」と強調する。
コンサートは午後1時半(仙台三越前)、2時半(フォーラス前)、3時半(藤崎本館前)に行われる。