泉区生活支援ネットワーク

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安彦ひさ子さん死去

2011年09月27日 | Weblog
(「河北新報」平成23年9月27日(火)付け記事より引用)

障害者福祉の向上で河北文化賞

 知的障害児者の保護者らでつくる社会福祉法人「全日本手をつなぐ育成会」の元理事長で、河北文化賞を受賞した安彦ひさ子(あびこ・ひさこ)さんが23日午前8時15分、大動脈弁狭さく症のため、仙台市の病院で死去した。87歳。白石市出身。自宅は仙台市太白区長町2丁目4の30。葬儀・告別式は近親者で済ませた。後日、しのぶ会を開く予定。

 中度障害のある長女和子さん(68)を支える一方で、1967年に社会福祉法人「仙台市手をつなぐ育成会」の前身の「仙台市精神薄弱児者育成会」を設立。初代会長を務め、学校教育や就労支援など、自立支援に向けた仕組みや制度づくりに奔走した。

 全国に先駆けて67年、仙台市内に小規模通所援護施設「すずかけ福祉作業所」を開所。80年に社会福祉法人の認可を受けたのに伴って理事長に就任し、2006年まで務めた。社会の理解を深めるため「全日本精神薄弱者育成会」からの改称を当時の厚生相に迫り、実現を果たした。97年からは「全日本手をつなぐ育成会」の理事長を2期4年務めた。

 障害児者の福祉向上に貢献した功績で第39回(89年度)河北文化賞を受賞。07年度には旭日小綬章を受章した。
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