(「河北新報」平成25年1月15日(火)付け記事より引用)
宮城県は、県立こども病院(仙台市青葉区落合)の隣に新築移転する肢体不自由児施設「県拓桃医療療育センター」(現在地・太白区秋保町)の本体工事を、ことし11月に始める。新センターとこども病院の一体運用に向けた運営主体の一元化も、着工までにめどを付ける。
完成予定は2015年度。地上4階、地下1階で、屋上にヘリポートを備えた病院棟(81床)と、屋内運動場のある学校棟を設ける。延べ床面積は約1万6300平方メートル。
新築移転に伴う事業費は当初67億3800万円だったが、東日本大震災の復旧・復興工事の急増に伴う資材費や人件費の高騰で1割程度増える見通し。
新センターとこども病院は渡り廊下でつなぐ。こども病院は地方独立行政法人「県立こども病院」が運営しており、県は運営主体の一元化に向けた協議を進める方針。
県は16日、落合地区の住民を対象とした工事の説明会を開く。25日には入所児童の保護者に移転事業の現状を知らせる。
県障害福祉課の担当者は「新築移転により、入所児童が高度な小児医療を近くで受けられるようになる。地域住民や保護者の理解を得た上で、計画通りに工事を進めたい」と話している。
宮城県は、県立こども病院(仙台市青葉区落合)の隣に新築移転する肢体不自由児施設「県拓桃医療療育センター」(現在地・太白区秋保町)の本体工事を、ことし11月に始める。新センターとこども病院の一体運用に向けた運営主体の一元化も、着工までにめどを付ける。
完成予定は2015年度。地上4階、地下1階で、屋上にヘリポートを備えた病院棟(81床)と、屋内運動場のある学校棟を設ける。延べ床面積は約1万6300平方メートル。
新築移転に伴う事業費は当初67億3800万円だったが、東日本大震災の復旧・復興工事の急増に伴う資材費や人件費の高騰で1割程度増える見通し。
新センターとこども病院は渡り廊下でつなぐ。こども病院は地方独立行政法人「県立こども病院」が運営しており、県は運営主体の一元化に向けた協議を進める方針。
県は16日、落合地区の住民を対象とした工事の説明会を開く。25日には入所児童の保護者に移転事業の現状を知らせる。
県障害福祉課の担当者は「新築移転により、入所児童が高度な小児医療を近くで受けられるようになる。地域住民や保護者の理解を得た上で、計画通りに工事を進めたい」と話している。