
僕はいわゆる新興住宅地的なところに住んでいます。
僕が住みだしてからも新規の宅地造成は継続されて、裏山的なところが毎日どんどん何台もの重機によってたかって削られていました。ある日、ハっと気づいたのですが、ピョロンと残った山の一部がカニのシオマネキの目に見えてきました。
この写真2ヶ月ぐらい前に撮っておいたものだと記憶しているのですが、今はもうこのシオマネキのような風景すら残っていません、見事に更地ですわ。人間の破壊本能というかスクラップアンドビルドというか。でも僕が今住んでいるこの家もホンの数年前は山だったんだなぁ、と思うと僕も何かを壊して、犠牲にして暮らしていることを実感してしまいます。
でもホントは日本全国というか、世界じゅう(人間の侵入、生存を許さないような厳しい場所も世界には多いのでしょうが)でいえそうなことですが、人間が地球上に誕生する前なんかは、今の状態とは似ても似つかん(多分です)状態だったんでしょうねえ(日本にナウマン象がおった時代とか考えられんですわ)。