歌論 後鳥羽院御口伝 源経信、俊頼親子
おおかた歌の姿は面の如くにして一樣ならず。悉くのするにいとまあらず。但し近き世の上手...
歌論 後鳥羽院御口伝 藤原俊成、西行
俊頼が後には、釋阿、西行なり。姿殊にあらぬ躰なり。 釋阿は、やさしく艷に、心も深く、...
歌論 後鳥羽院御口伝 藤原清輔、俊恵
清輔、させることなけれども、さすが古めかしき事、時々見ゆ。 年經たる宇治の橋守言問は...
歌論 後鳥羽院御口伝 式子内親王、良経、慈円
式子内親王、藤原良経、慈円 近き世になりては、大炊御門前齋院、故中御門の攝政、吉水前大僧正、これら殊勝なり。齋院は、殊にもみ/\とあるやうに詠まれき。故攝政は、たけをむねとして、...
歌論 後鳥羽院御口伝 寂蓮、藤原家隆、藤原雅経、藤原秀能
寂蓮、藤原家隆、藤原雅経、藤原秀能 又、寂蓮、定家、家隆、雅經、秀能等なり。 寂連は、な...
歌論 後鳥羽院御口伝 宜秋門院丹後
宜秋門院丹後 女房哥詠みには、丹後、やさしき哥あまた詠めりき。苔の袂に通ふ松風木の葉雲ら...
歌論 後鳥羽院御口伝 定家
藤原定家定家は、さうなき物なり。さしも殊勝なりし父の詠をだにもあさ/\と思ひたりし上は、ましてや餘人の哥、沙汰にも及ばず。やさしくもみ/\とあるやうに見ゆる姿、まことにありがたく...
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