恋歌四 寄月恋 筆者不明コレクション
新古今和歌集 巻第十四恋歌四 題しらず 八條院高倉 曇れかしながむるからに悲しきは月におぼゆる人のおもかげ 百首哥の中に 太上天皇 忘らるる身を知る袖のむら雨につれなく...
雑歌下 ゆふつけ鳥、垂乳根の諫めし物 筆者不明コレクション
新古今和歌集 巻第十八雑歌下 曉のこころをよめる 皇太后宮大夫俊成 曉とつけの枕をそはたてゝ聞もかなしきかねの音哉 百首哥に 式子内親王 あ...
伊勢物語歌 十五~二十二
十五 信夫山忍びて通ふ道もがな人の心の奥もみるべく 在原業平しのぶやましのびてかようみ...
伊勢物語歌 一~十四
段 歌 作者 撰集、家集、他 一 春日野の若紫の摺り衣しのぶの乱れ限り知られず 在原...
雑歌下 何事に止まる心 筆者不明コレクション
新古今和歌集 巻第十八雑歌下 題しらず 西行法師 世をいとふ名をたにもさはとヽめ置て数ならぬ身の思出にせん 身のうさを思ひしらてやヽみなましそむくならひの無世成せば ...
雑歌上 雲隠れにし夜半の月影 筆者不明コレクション
新古今和歌集 巻第十六雑歌上 はやくよりわらはともたちに侍ける人の年比へて 行あひたるほのかにて七月十日比月にき ほいてかへり侍けれは 紫式部 めくりあひてみしやそれともわか...
古今集 春の心は 手鑑コレクション
世間に 春の 絶て こヽろ はのどけ さくらの から...
伊勢物語 交野の桜狩り3
伊勢物語第八十二段 (続き) 野よりいできたり。このさけをのみてむと てよき所をもとめゆ...
伊勢物語 交野の桜狩り2 奈良絵本筆者不明コレクション
もとにおりゐて枝をおりてかざしにさ□ てかみなかしもみな哥よみけり。うまの かみなりける...
伊勢物語 交野の桜狩り1 奈良絵本筆者不明コレクション
伊勢物語第八十二段 昔これたかのみこと申すみこおはしまし けり。山ざきのあなたにみなせといふ所に 宮ありけり。としごとのさくらの花ざかり にはその宮へなむおはしましける。その時...