百人一首改観抄 山辺赤人 蔵書
百人一首改観抄 契沖 ○山邊赤人 赤人は父祖未詳。時代は万葉集㐧六に神龜...
雑歌上 俊成 西洞院時慶筆色紙コレクション
いまはとてつま木こるべきやどの松ちよをばきみとなをいのるかな新古今和歌集巻第十六 雑歌上 山家松といふことを 皇太后宮大夫俊成今はとてつま木こるべき宿の松千代を...
兼載雑談3 顕昭と寂蓮
兼載雑談一、顯昭は大才の人なり。寂蓮は無才覺の人なり。顯昭は歌の下手なり。寂蓮は上手な...
恋歌二 定家 祈恋 白川雅喬筆色紙コレクション
年も經ぬ祈るちぎりは泊瀬山 おのへの 鐘の よその 夕暮新古今和歌集巻第十二 恋歌二...
和漢朗詠集 勝鼎栄筆巻子本コレクション
和漢朗詠集寛政四年春三月上巳の後一日書之 七十三翁勝鼎榮 花押寛政四年...
玉葉集 貫之 立春 白川雅朝筆色紙コレクション
今日にあけて 昨日にゝぬはたち みな人の に けらし こゝろ も に 春の玉葉集巻第一 春歌上 はるたつ日によめる 紀...
兼載雑談4 無名抄、家隆才、稽古
一、鴨長明抄云、芥子の中に須彌山を入れても、猶せきのありて廣しと云ふ心をもたでは、句に...
兼載雑談5 鴨長明
一、ますほの薄、まそをのすゝきの分別、よくしりたる人の、津の國渡邊にありときゝて、登蓮...
和漢朗詠集 立春 白居易 勝鼎栄筆巻子本コレクション
今日不知 誰計会春風春水 一時來和漢朗詠集 立春府西池 白居易柳無氣力枝先動 柳に気力無くして枝先ず動き池有波紋冰盡開 池に波紋有りて氷尽く開く今日不知誰計會 今日知らず誰...
玉葉集 永福門院 夜雨 広橋貞光筆色紙コレクション
あかしかねまど くらきよの 雨の音に ね覚の心 いくしほれしつ玉葉集巻第十五 雑歌二 夜雨を 永福...