猿 凡河内躬恒 和漢朗詠集筆者不詳巻子本コレクション
わびしらにましら なゝきそ あしびきのやまのかひある けふにやは あらぬ和漢朗詠集 猿古今集 法皇、にしかはにおはしましたりける日、さる山のか...
絵入自讚歌注 具親2
絵入自讚歌注 宗祇 こがらしよいかに待みんみわの山 つれなき杉の雪をれのこゑこの...
尾張廼家苞 哀傷歌4
尾張廼家苞 三 (初句は、後生悪趣におつる事をなげく也。二ノ句は、後生善所に生ぜん事をおもふ也。 おもふとは憶...
歌論 無名抄 頼政歌道にすける事
頼政哥道ニスケル事 俊恵云頼政卿はいみじかりける哥仙也。心のそこま で哥になりかへりてつねにこれをわすれず心に かけつゝ鳥の一聲なき風のそゝとふくにも まして花のちり葉...
管弦 惟喬親王 和漢朗詠集巻子本コレクション
相如昔挑文君得莫使簾中子細聽和漢朗詠集 管弦付舞妓 聴弾琴 惟高親王相如昔挑文君得 相如は昔文君を挑んで得たり。莫使簾中子細聽 簾中をして子細に聴かしむることなかれ意訳司馬相如が昔...
絵入自讚歌注 雅経1
絵入自讚歌註 宗祇 雅經朝臣 しら雲のたえまになびくあをやぎの かつらぎ山にはるかぜぞふくこれは萬葉に あをやぎのかつらぎ山にゐる雲のたちてもゐ...
歌論 無名抄 貫之躬恆勝劣事
貫之躬恒勝劣俊恵法師語云三条の大相国ひゐの別當ときこえけるとき二条の帥とふたりの人みつねつらゆきがをとりまさりを論ぜられけり。かたみにさま...
管弦 斎宮女御 和漢朗詠集筆者不詳巻子本コレクション
ことのねに みねのまつかぜ かよふらしいづれのをより しらべ そめけん和漢朗詠集 管弦拾遺集 斎院女御琴のねに峯の松風かよ...
絵入自讚歌注 雅経2
絵入自讚歌注 宗祇取てしかも我尋ぬべき宿はをちこちの山にへだてられてさかひもしらぬ折ふしあさまのけぶりをみてわがしるべ共ならなねばいたづらに立やといへるにこそ侍らめ。ことがら珍重の...
酒 白居易 和漢朗詠集筆者不詳巻子本コレクション
臨風杪秌樹對酒長年人酔貎如霜葉雖紅不是春和漢朗詠集 酒 醉中対紅葉 白居易臨風杪秋樹 風に臨める杪秋...