絵入源氏物語 紅葉賀 行幸 蔵書
「木高き紅葉の蔭に、四十人の垣代、言ひ知らず吹き立てたる物の音共に、あひたる松風、真の深山颪と聞こえて吹き迷ひ、色々に散り交ふ木の葉のなかより、青海波の輝き出でたる樣、いと恐ろ...
読癖入清濁付伊勢物語 十八段〜二十段 生心 蔵書
章段不明 十八むかし、なま心ある女有けり。男ちかう有けり。女うたよむ人な きく をりれば、心みんとて...
八雲御抄 作法部 勅題、儒者、可然臣 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 勅題 一 儒者 一可然臣 此外其道堪能人如定家など、時々密儀には出。是又在時 儀。雖為哥人如家隆、雅經、者非其仁。定家、有家などは有 何事。 天...
絵入源氏物語 紅葉賀 試楽 蔵書
源氏十七才の十月より明年の十月まて有朱雀院のきやうがうは神無月の十日あまりな り。よのつねならず、おもしろかるべきたひのことなり ...
読癖入清濁付伊勢物語 十六段天羽衣、十七段年に稀 蔵書
斎宮歴史博物館蔵 伊勢物語絵巻 十六むかし、きの有つねといふ人有けり。みよのみかどにつかふまつりて、 のち ...
田兒之浦從 百人一首切臨抄
百人一首切臨抄 田子の浦に打出てみれは白妙の富士のたかねに雪は降りつゝ 一 紹巴抄曰、万葉第三ニ山ノ部ノ宿袮望不尽山哥一首并短歌 天地の 分かれ時に かみさひて 髙尊 駿...
読癖入清濁付伊勢物語 十四段、十五段 陸奥 蔵書
十四段 姉歯の松 十四むかし、男、みちの国に、すゞろに行いたりにけり。そこなる女、京の 人はめづらかにやおぼへけん、せちに思へる心なんありけ...
俳諧七部集 冬の日 追加 蔵書
追加 羽笠いかに見よと難面うしをうつ霰 樽火にあふるかれはらの 松 荷兮 とくさ苅下着に髪をちやせんして 重五 檜笠に宮を...
八雲御抄 作法部 出題 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 出題 題者、儒者得之。於儒者は高位大才人可出之。 但、作者中儒者多は出來。近代非哥人儒者多。其不可 然歟。然...
読癖入清濁付伊勢物語 十段〜十三段 武蔵野 蔵書
喜多川歌麿 見立伊勢物語 武蔵野 十昔、男、むさしの国までまどひありきけり。扨其国にある女を、よ ...