![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/60/805efe1f03eee993f5086a70000d0c70.jpg)
今シーズンのシカトロダービーも残すところ4日。12月25日をもって閉幕です。過去4回のダービーのうち2回は最終日、または最終日の前日に逆転が起こって「大逆転伝説」が出来上がっています。もう何が起こるか分かりません。
今年もたくさん魚を釣らせてもらいましたね。今のところ僕の11月までの釣果は420匹。昨年よりグッと少ないかな。でも、こんな中、多くのレコード(記録)が生まれました。初めて釣ったものはブリ(82cm),ヒラメ、マゴチ。9年ぶりのランカーシーバス。黒鯛も大型を5匹。シーバスは23匹も釣ってる(過去8年で8匹しか釣ってなかったのに)。タコも50杯以上かな。
今年の特徴は、夏場の爆釣がなかったこと。大型シイラもイマイチ。サバやイナダも少なかったな。そんな中、新しい挑戦がたくさん試みられて、いくつかは成功して形になりそうなこと。タコ釣り、バーチカルのジギングやサビキ釣り。個人的には陸っぱりナイトフィッシングも形になりそうだ。カワハギ釣りも果敢にトライされている。もう、シカトロという括りに縛られず、シーカヤックの釣りは可能性が広がり、バラエティ豊かになりつつある。素晴らしいことです。
絶えず革新が起こり、変化発展し続ける。出来なかったことが出来るようになる。夢を現実にする。シカトロがスタートした時からのかたちです。
少し来シーズンを意識し始めています。また何かが始まるための仕掛けを考えたい。年末年始に、考えるために時間を取りたいです。
ピンチはチャンスとよく言われていますが、まさにこれは事実ですね。魚がなかなか釣れなかった今年だからこそ、たくさんのイノベーションが起こりました。そして、同じ時間を、瞬間を体験した人たちは、また新しい挑戦をし、革新を起こ続けていくのでしょう。
革新を起こす人と、それを受け取る人がいます。最初は受け取る人でいていいです。ですが将来的には革新を起こす人になって欲しい。これ、ワタクシの願いです。成功を手に入れるには、多くの失敗を経験しなければなりません。痛みや悔しいことがあまりにも多くありますが、その先に小さな成功があります。小さな成功を積み重ねていくと、その先に大きな成功があります。そして成功したなら、それをみんなに分けてあげて欲しい。そうするとカヤッカーみんながハッピーになります。こういった流れ、形を来年も作っていきたいですね。この流れを感じてみたい、乗ってみたい、または自分で作ってみたいという方がいましたら、ぜひ逗子カヌークラブの門を叩いて下さい。どなたにも門は開かれています(らいしいです)。
うまくいかないということは、負けず嫌いの私には耐え難く、単に乗り越えるだけでは気持ちが収まらない。おつりが欲しいということだ。 南場智子