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久木崖の下農園にシノさんの采配で牛糞堆肥がトラック1杯分やってきました。高級葉山牛の糞、なんせエサがいいから糞の質も高いらしい。堆肥の中に米ぬかが入っていて、発酵が促進され、触ると温かい。中の方は50度ぐらいになっていて、うっすら湯気が立ってます。この温度で中の寄生虫や細菌が殺菌される。栄養満点、きっといい野菜がたくさん出来ることでしょう。
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畑を始めて、海と陸の違いを強く感じています。海は一発勝負というか、魚を穫るにしてもその時にいかに高いパフォーマンスを発揮できるかに掛かっています。今を如何に生きるか。ところが畑は違う。いつも半年後、一年後を想う。種をまき、殻を破った種だけが芽を出す。殻を破れない芽もあるんですよ。でも、それは萎んで枯れていく。花が咲いて実がなる。食べる分と種になる分を分け、種は次の年へ。育つということと次に繋げるということに強い意識を向けます。この違いはデカい。
基本人間は「今を生きる人」と「未来を志向して生きる人」は別人だと思う。両方上手にできる人は少ないと思う。この両方の訓練の場になるのが海と畑というフィールドではないでしょうか。ワタクシ、この両方を出来る人になりたい。そのために精進します!。
どうか一粒の籾として次の春の種となれますよう。 吉田松陰