「生ごみ出しません袋」「燃やすしかないごみ」年間2兆円のごみ処理減らす自治体の取り組み
国別のゴミ焼却のグラフは誤解をさせると思うので一言書きます。
元々焼却施設が整っていなければ焼却は出来ませんよね。
そしてその施設も性能が問われます。
ではどう処理している可能性が高いか考えれば簡単な話です。
埋めるか、自分で焼いてしまうか、または不法投棄するかでしょう。
現に新興国では今でも公害のようなのが起きています。
基本的に間違っているのは生ゴミを出さないではなく、生ゴミは別に回収して肥料等にするのは正解かと思います。
ただ、それとて衛生面などが有りますからかなり厳密にやらないと危険です。
衛生面で出来るなら乾燥させて減量させるのも有るのでしょうけど。
誤解しているのは全てにそんなに上手く回せる筈も無いのを考慮せずに突っ走るのは必ずしも良い結果にはなりません。
現に此処に上がっている自治体の多くはそう言う点を強調し過ぎてどうかと思うのもあるのですが。
こんな事に力を入れるよりも他に力を入れないと災害とか、福祉とか他に幾らでもやらなければならない事があるのに変にゴミ問題だけに力を入れるのもおかしいのです。
むしろ、今のゴミ問題は別の次元で問われているのですがそれとかまったく意識していない時点でないとこうは書けない筈です。
一面からだけの見方をしている時代ではなく、他面からも見てゴミ問題の本質的な点を理解しないとそうでなくても住民が限界になったり、住民同士がトラブルになったりするくらいならそれなりのレベルにしないと社会問題化します。
それに今のゴミ問題で焼却の多くは紙とかで事務所等から出るものだったりします。
それも再生紙業者へ引き渡すのでしょうけどそれも大企業なら簡単ですが、中小までとなると大変ですが。
どうも専門家の筈が必ずしも全面的に知識がある訳でなく、専門に尖った知識で表現されると変な誤解や息苦しい社会を作るだけです。
忙しい会社員でも出来るレベルで無いと本当はゴミ問題なんて解決しませんよね。
それにゴミ箱すら置けない社会の方の問題を解決しないので昔のような綺麗な社会風景の方がピンチです。
ゴミ問題を環境問題に絡めておかしな話をして更に経済活動を阻害しかねないような発想はどうかと思われます。
欧米の文化が正しかった頃とは違い、何が自分達に相応しいか選択しなければならない状況です。
そこを読み間違えるから社会が窮屈で変な理屈が通るようになってストレスも溜まる一方です。
その意味では実態の把握を進めていかないとダメです!
例えば、コンビニの賞味期限切れ廃棄とか
食堂等の生ゴミとかそこをゼロに出来るのかが優先なのかと思います。
難しい家庭での生ゴミ処理が出来る家庭と出来ない家庭を理解した上で進めないとそこは難しいのでしょう。
時間の無い一人身の会社員とかで食べ残さないとか、余分に買わないとかが有効でどちらか言えばそう言うのを周知させないと減りません。
本当に減らそうとしたら、むしろ健康に悪い加工済みが多くならのではないかと懸念します。
自炊故に増えるのであればそれも考えないと健康管理社会には適合しません。
コンポスト的なゴミよりも今は加工済み食品の器や蓋、ラップ、匙、ストローなどのプラスチックゴミが多いのが問題だと実感しています。
これは高齢者が増えて疲れていたりして加工済み食品を購入する機会が増えているのもあるかと思います。
それに意外と多い宅配の食事等も有るのでそこも考慮するとやはりプラスチックとかの再生率で燃料にしないとかが問題なのですけど。