論戦の期待裏切った菅首相のひと言 党首討論から見える単純な発想
何故、政治的、社会的な話でなく、国民感情の話を記事してしまうのがらしくないと思いました。
それで誰が書いたのかとジャーナリスト=尾中香尚里さんを調べさせて貰いました。
2019年まで毎日新聞におられた方でそれなりのポジションにはおられたようです。
当初は反論するなら具体的な話でこれでは失敗するから、そう言う取材とか、専門家の話とかで形成しないと思いましたこと
感情論だけでは見えてくるものも見え難いです。
菅総理本人の行動意識を幾ら突いてもあまり効果がないどころか反対にそれなら今叩いている連中は何をしていたのかとなりますよね。
国のトップに全責任を覆い被せてそれで我知らぬは恥ずかしくないのでしょうか?
野党の話は昨日も書いた通り、国民に期待しても実現し難い自粛継続論や財政も省みない賠償の話ですよね。
確実に政策を突くのか、党としての問題を突くのかハッキリさせればもしかすると記者のような政治家としての規律は問題視出来たのかもしれません。
しかし、枝野氏は政策で迫った為に自民党の規律や行動規範について議論していません。
それを政策論でなく、政治家のモラルで記事にして感情的に失点を取ろうとするのはどうなんでしょう?
政策的な面で言えば、国民の協力の下で成果は出ています。
ただ、一般論例えば他国との比較等で言うのでなく、感染症と言う敵の問題点を明確にして話せば死者が出るのを避けられないのも未知のウイルスでかつ日本の国を代表するような医療機関の治療の結果ですよね。
オリンピックの選手村への酒の持ち込みを禁止したらどうなるのか考えればこんな話にはなりません。
持ち込ませなければ抜け出しても飲む輩がいて不思議ではありませんよね。
どっちが危険ですか?
元々日本人も家飲みまで禁止してません。
出歩かせない為の話を理解しないのは何か意図的な感情表現で読者をミスリードさせるような事です。
昨日も書いた通り、人流抑制策は第三波で既に限界点が見えていましたよね。
期間的に限界とか、若者からするとこんなに我慢しているのに解除まだもう待てないが現実の姿でしょう。
それを人流抑制からワクチン一辺倒と勝手に言ってますが、現実は地方自治体にしてもまだ両方で抑制するので活動しています。
あまりにニュージーランドの成功例とかでスローガンなどの国民へのメッセージ性の強い理想的な展開を期待してしまいます。
しかしながら、聞く耳を持たないで夜飲み歩く人とかそこまで政府の問題でしょうか?
確かにそこからの感染で高齢者が感染して問題になる構図なのですが、極一部のレアな人間の行動まで抑制すると今度はまた違う反論をするんですよね。
かなりの精度で人流抑制を国民協力の下で達成してもまだ文句言い足りない方ですから。
一番の誤解は総理の人柄と現実のコロナ対策、特に国民性の結果と混ぜて話すのは危険です。
総理の人柄で真面目にコロナ対策をしています。
それに対して現実には感染を断ち切れずに犠牲者を出しています。
ですが、それ以上に良い政策を出せていない野党やマスコミなのも事実です。
そうでなければ一時期の検査数のように国民の多くも声を上げますよね。
結果として公的な検査から民間検査へと大きく展開して済みました。
その点などを挙げて行政の問題を突くならまだ良いのでしょうけど、政策的な話ではありませんよね。
それに期待しているような党首討論自体、どう考えても政権交代可能な話ではありませんよね。
理念の対立軸なんてお笑いです。
必要なのは行政へのチェックとか、指導とか、国民意見の吸い上げ、憲法との合致などリアルな作業で現実的な国会としての成果なのですから。
よく無責任な理想を展開して現実の国際社会や経済を無視する新聞の態度そのままではなかなか読者も掴めないし、国民の幸福度も上がりません。
実際のところ、重箱の隅をつつくような話でなければどうにかこれまではやってこれたのでしょう。
ところが、ここへ来てコロナ対策にしても諸外国のそれとは違う点が見えて政策以上に厚生関連の行政、及び医学のトップの方々への過剰な期待が現実の壁に晒された感じです。
それをきちんと説明して本当の問題点を明確に出来ていれば、こんな党首討論に期待なんかしないのでしょうね。
そっちを先にどうにかするべく説得するのでしょう!
ワクチン開発にしてもマスコミの期待程でなかったか、そう上手くいかなかった事例からしても現実の壁を直視するしかないです。
政治が出来る限界は権限でしかありません。
現実問題としてのワクチン開発にしても他国のような信頼感ではありませんから遅れたと言って過言でないし、その承認過程の
検査実数だって少なくて取り難かったのです。
それに医療機関の奮闘したのに結果に結びつかないのだって、未知やそれなりの感染拡大への配慮からでしょう。
確実に上手くない点はきちんと整理すれば良いのでしょう。
それに過剰に報道でエキサイトさせるような手法で煽っていたテレビがやはり見直しと対策をしないとまた同様の失敗に陥るのでしょうね。
専門家の意見は意見として、現実的に何がネックなのか明確にし直す作業が必要です。
見方を冷静にしないと結果として感染の抑制や医療機関の改善、また一部の無理解など解消させるのは難しかったと思います。
仕事の内容や評価と理想的な報道、更には国民の幸福を公平にするのが難しい世の中なのですね。
ネットの意見とか言ってしまうとそれで一般論のような話をすると結果一部の人の話ですから。
全体像の意見や幸福を求めるような報道をしないといけないのですよね!