世の中、猫も杓子も論破すれば良いものだと思う風潮です。
ですが、食する物については論破なんてありません。
アフリカでコウモリを食べてその結果感染症が拡散したような話はあった時にも言われていた話です。
つまり、その手の批判は成り立たないのです。
結局は何かしらの犠牲の上に成り立つ命ですから。
と言うか、食文化批判が成り立たないのは常識です。
殊更に書く話ではありません。
この記事を読んで二つの不思議を感じました。
一つは食べた体験者が語るのが信じられません。
他にも食べた人達で仲間内で話すのですら精一杯です。
そのくらい、今時は食さないのです。
よくその話を聞く国ですら今は隠れて食べる人がいるに過ぎません。
もう一つは女性相手に端(はした)ないのではないかと思います。
昭和の古い人間だからかもしれませんが、女性の居る席で食べ物を食べながら食用犬の話はどうなんですかね。
お上品な方なら、一発で食欲が失せますよね。
それに以前ならぶりっ子で可哀想と言い出して終わりますよね。
理屈でなくてそこはイメージなんですよ。
マナーとして食事中は議論しないムードを大切にするのが普通です。
仮に一言、私はそう言う話をしたくありませんと言われたらそれでお終いです。
パワハラやセクハラ以上に非常識な話をするのはマナー違反です。
と言うか、センスを磨かないと難しいです。
まだ、鯨を食べる話で欧米豪から非難されたような点なら議論よりも相手を思いやる気持ちの問題かとなりますよね。
イヌイットの食べ物などからすれば一部の日本の地域の人を責めるのは不公平でしかないとなるのかと思います。
そしてそれこそ思いやる気持ちがないと理解出来ない話です。
批判がしたいのではなく、自分ならこう考えると言う話です。
勿論、食用犬の話はやめておきます。
重要なのは話の引き出しで他に話すネタが有ればそちらを優先して、拒否反応をされるような話はしません。