昨夜は第4回生肉会だったが、タイから帰国中のS田氏の希望で大沢食堂でカレーを食べる会に変更となった。
大沢食堂・・・ネットで検索すると沢山の情報が出てくる。
店主は伝説の挌闘家である。東京で一番辛いカレーを出す店・・・・この2つが主なものだ。
更にS田氏の話では大沢食堂は今月で閉店するとのことだ。
それならば是非とも行かなければということで昨夜向かった。
東京で一番辛いカレーを出す店だがカレー屋というわけではないようだ。
店名通り店構えもメニューも普通の食堂だ。
他にもラーメンやチャーハン、定食等もある。
カレーはそれらのメニューの中の一品にすぎない。
店内に入りメンバーが揃うまで餃子や野菜炒め等を食べながらビールを飲み待つ。
メンバーが揃った頃にはビールで満腹になっていたがカレーを食べないわけにはいかない。
これが噂の極辛カレー。辛さは４段階から選択できる。
S田氏の話では上から2段目の大辛にしておいた方が美味しく食べられるよ・・・とのことだったが今日は一番辛いカレーを食べに来たのだよ。
それに閉店したらもう2度と食べることはできなくなる。
迷うことなく一番辛い極辛カレーを注文した。
カレーが運ばれてくる。においで普通のカレーではないことが分かる。
一口、二口と口に入れる。
・・・・思っていたより辛くない。これより辛いタイ料理食べたことあるな。
口に入れた瞬間は辛さではなくスーッとした感じがする。
これが東京で一番辛いカレーなのか？
そんなことを思っていたらカレーが通過した食道から段々と込み上げてきた・・・かつて経験したことの無い熱い感覚だ。
俺の人生で食べたことのあるどの食べ物より辛さのレベルが違い過ぎる。
口の中だけが辛いのではない。食道も含めて辛さを感じている。
辛いもの食べても発汗したことは無かったが、汗が流れてくる。
ビールを散々飲んでいたので軽く酔っていたが酔いも吹っ飛んだ。
インドでも散々カレーを食べたがこんな辛いカレーは無い。
さすが東京で一番辛いカレーだ。
一夜明けた現在、もう一度あのカレーが食べたいか？聞かれれば・・・もう結構だ。
但し、１ヶ月後同じ質問をされたら「無性に食べたい」と答えるだろう。
帰り際、店内満員で忙しいというのに伝説の挌闘家である大沢会長がメンバー数名と記念写真に応じてくださった。
店の外には空席待ちの人が数名並んでいる。
今月で閉店とは残念だ。
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