酔っぱらい一人旅

オール電化キャンプを推進します・・・

☆★バライタのフラットニング・・・ズボンプレッサー編

2013-03-28 21:35:12 | モノクロ写真&暗室作業の記録
バライタのフラットニングにはズボンプレッサーが手軽で良いということは知っていたのだが・・・・・
数年前の引越しのときに処分してしまったので手元に無いというわけだ。
邪魔で処分したものを再び新品で購入するのは非常に抵抗があった。
そういうわけで中古を購入することに。
 
 
↑古いものだがこれで十分。
 
 
↑大四つ切サイズを2枚同時にフラットニングできる。
 
 
↑昨夜プリントしたものを早速フラットニングしてみた。
水洗完了した印画紙を乾燥開始して1時間弱。
カーリング始まる直前で乳剤面に被せたピュアガードが張り付かないことを確認しミュージアムボードに挟んでセットする。
電源を入れると11分で勝手に電源が切れる。
電源が切れたらそのまま放置。
翌朝(本日)取り出して確認してみると見事にフラットなプリントが完成していた。
 
 
但し、取り出した直後はフラットだが時間が経つにつれてカーリングしてきた。
数日スケッチブックに挟んで寝押しすれば完璧だろう。
 
これで全て(・・・だと思う)のフラットニング方法を試したことになる。
結果・・・プレス機使用が早くて便利だが、実家まで行かなければならないからお手軽ではない(俺の事情)
ズボンプレッサーとスケッチブックの組み合わせが一番だろうか・・・・・・・・・・・・・
 
完成したプリント
フォアラポーン駅で撮影。
IlfordFB1K8×10 f8 4号15sec
 
 




☆★バライタのフラットニング・・・印画紙乾燥機編

2013-03-24 18:30:56 | モノクロ写真&暗室作業の記録
 
この印画紙乾燥機を手に入れたのはいつのことだったか・・・・
モノクロプリントを始めて間もない頃だったと思う。
バライタのフラットニングにはこのような乾燥機が必要だと思いこんで購入したものだ。
購入以来使用することは無かったが、最近になりやっとバライタ印画紙を使用し始めたのでやっと出番が来たというわけだ。
 
 
↑キングのプリントドライヤーというもの。大四つ切まで対応している。
裏面も同じようになっており同時に2枚処理できるわけだ。
 
 
↑白い布を捲りこの上に印画紙を置く。
この鉄板上は熱くなるために印画紙は直接置かずにミュージアムボードで挟む。
 
 
↑昨夜プリントしてほぼ丸一日経ったもの。
ほぼ完全に乾燥して波打っている。
これはミュージアムボードに乗せている状態。
 
 
↑印画紙の上にもミュージアムボードを乗せる。これで印画紙は上下ミュージアムボードでサンドイッチされていることになる。
 
 
↑布を被せて約90秒。布はテンションがかかっていてこの下にある印画紙は軽くプレスされた状態になる。
 
 
↑90秒フラットニングした直後。カーリングが残るのはドライマウントプレスで処理したものと同じだな。
印画紙表面はドライマウントプレスは完璧にフラットであったのに対して乾燥機で処理したものは少し凹凸が残っている。
プレス力が違うのだから仕方が無い。
今回のように完全に乾いてからではなく乳剤面に紙が張り付かなくなる程度のときに処理したらもっと違った結果になるかもしれないな・・・もう一度試してみる予定だ。
 
とりあえずカーリングを取るために現在スケッチブックで寝押ししている最中だ。
 
バライタのフラットニングの方法で残るはズボンプレッサーのみとなった。
中古のものを昨夜オークションで落としたから近々届くだろう。
最初から最終的にズボンプレッサーに落ち着くだろうって思っていたが、やはり全て試してみてからでないとな・・・・・・・




☆★バライタ印画紙乾燥棚の作成・・・その2 完成!!!

2013-03-20 20:22:18 | モノクロ写真&暗室作業の記録
祝日だというのに今日も朝から都心で一仕事終えてから昼近くに帰宅する。
帰宅すると先日楽天で注文したものが届いていた。
バライタ乾燥棚に使用するメッシュパネルだ。
 
 
水槽台にメッシュパネルのガイドを取り付けた。
当初5段にする予定だったがプラスチック製のL字ガイドが4段分しか売られていなかった。
まっ、使用してみて足りなければ後から追加すれば良いだけだし4段で十分な気もするからな。
 
 
このようにカウンター下に綺麗に収まった。
 
 
メッシュパネルを取り付けるとこうなる。
 
 
パネル一枚に付き大四つ切サイズの印画紙が2枚置ける。
画像のは四つ切サイズだ。
 
 
このように何か設備を増やせば何かを削らなければならないということで暗室内の不要なものを撤去した。
撤去したものを寝室に運べば寝室内の物を捨てなければということで・・・つい先程までこんなことをしていたよ。
 
乾燥棚なんかは試す必要も無いのだが、せっかく作ったのだから早速使用してみたい。
今週中にできるかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 




☆★続・バライタのフラットニング・・・スケッチブック?ドライマウントプレス?

2013-03-18 21:25:32 | モノクロ写真&暗室作業の記録
ダイエット目的で近所のフィットネスに通いだしたのだが体重は逆に増えてるぞ。
ウェイトトレーニングをしているせいで筋肉量が増えたせいだろう。
・・・・それと運動している安心感から食事量が増えたこともある。
 
昨日のブログでドライマウントプレスでのフラットニングもスケッチブックで行ったのと変わらないんじゃねーか?などと書いたのだが訂正する必要があるようだ。
昨日ドライマウントプレスでフラットニングした後、カーリングを取るためにスケッチブックに挟んで重石をしていたものを本日取り出してみた。
 
 
 
見事完璧にフラットなプリントが出来上がっていた。
2~3日かかると思っていたが一晩程度で良いらしい。
 
スケッチブックのみでフラットニングしていたものは・・・・・
 
 
 
これはフラットニング開始してから2週間近く経つだろか。
プリント自体はフラットになったのだが表面に少々凹凸が見られる。
これはこれで良いのだが・・・・・
 
完璧にピシッとアイロン掛けされたYシャツのようなプリントを求めるならドライマウントプレスがベスト・・・だろうか。
ズボンプレッサーという方法もあるようだが、これはどうなのだろうか?
ドライマウントプレスはわざわざ実家まで行かなければならないからお手軽な方法ではない。
ズボンプレッサーでドライマウントプレスと同じ結果が得られるなら、これがベスだと思っているのだが・・・・
中古品を探すか・・・・・・・
 
 




☆★続・バライタのフラットニング・・・ドライマウントプレス編

2013-03-17 21:34:27 | モノクロ写真&暗室作業の記録
最近は唯一の休日である日曜日が忙しいのだから困ったものだ。
朝から都心で一仕事終えた後に墓参りに行き、その足で久々に実家に行った。
実家のプレス機を試す為だ。
以前にも書いたが洋裁をやっている実家ではこの器具を「芯貼り機」と呼んでいる。
糊の付いた布を別の生地に熱で圧着して貼り付けるものだ。
 
 
全体はこんな感じのものだ。写真で使用するドライマウントプレスと同じだよな。
 
 
温度は50度~200度まで設定できる。
 
 
タイマーが付いていて60秒まで設定できる。
プレスレバーを下ろすとタイマーが作動し設定時間になるとブザーが鳴るというわけだ。
 
・・・・・そういうわけで100度60秒の設定で使用してみた。
 
 
昨夜プリントしたもの。
完全に乾燥している。カーリングバリバリだ。
 
 
ミュージアムボードに挟んで更に乳剤面にはピュアガードを乗せてある。
ミュージアムボードはどのようなものか分からず通販で購入したのだが分厚い画用紙のようなものだ。
ピュアガードは極薄の紙という表現が妥当か。
 
 
100度60秒でプレスした直後。
カーリングしているが表面はかなりフラットになった。
この後、クーリングウェイト(鉄の板)で重石をして2~3日放置すると完全にフラットになるとのことだが
クーリングウェイトは所有していないし購入する予定も無い。
このカーリングを取るために現在スケッチブックに挟んでいる最中だ。
 
 
3枚ほどプレスしてきた。
まあ、確かに便利だが・・・・・・・プレスした後にカーリングが残るわけだ。
結局スケッチブックに挟んでフラットニングすることになるんだよな。
 
昨夜はそれぞれ2枚づつプリントした。
本日プレスしなかったもう一枚のプリントは乳剤面が乾きカーリングする直前くらいでスケッチブックに挟んでおいた。
24時間経った先程こちらも確認してみたら、かなりフラットになっていた。
完全にカーリングが無くフラットになるのは10日間くらいかかるだろうが、これで十分だよな。
 
しかし大量にプリントしたときなどはドライマウントプレス使用したほうが早いのだろう・・・・・・・・
 
今回イルフォードノバライタ印画紙(光沢)を使用したのだがRCとの違いがやっと分かったよ。
質感が違うと表現されるが、まさにその通りだな。
 
 




☆★バライタ印画紙乾燥棚の作成・・・その1

2013-03-14 21:48:04 | モノクロ写真&暗室作業の記録
フィルムクリップに挟んで吊るして乾燥していたバライタ印画紙だが、やはり平らなところでなるべくなるべくフラットになるように乾燥したいということで乾燥棚を作成することにした。
 
 
↑少し邪魔者扱いされている水槽台がある。25歳位の時、熱帯魚に嵌っていたときに購入したものだな。
台面で60×45cmの大きさだ。
これに棚を付ければ全紙サイズの印画紙が乾燥可能だ。
大四つ切サイズなら1段で2枚づつ乾燥できる。
この台に7cmおきに5段のガイドを付けてメッシュパネルを引き出しのようにして乾燥棚にしようというわけだ。
バライタ印画紙の乾燥棚がどのようなものか知っている人にはこの説明で理解できるだろうが、そうでない人にはわけ分からないだろう・・・俺も説明しようがないんだよ。
 
早速材料を買出しに行った。
まずは100円ショップ。
 
 
俺はメッシュパネルと呼んでいたがワイヤーネットという名前で販売されていた。
これで100円だから安い・・・・・しかし使えないのだよ。
俺が欲しいのは60×45cmのサイズのものだ。
 
近所のホームセンターも3件回ったが60×45cmというサイズは無かった・・・以前あったと記憶しているのだが。
帰宅後、楽天を見てみるとアイリスオーヤマから販売されていた。
 
 
1枚600円。5枚購入した。5段になるから大四つ切サイズが一度に10枚乾燥できることになるわけだ。
届くのは来週中くらいか・・・・
 
 
このカウンターの下に収まる予定だ・・・片付けないとな。
 
メッシュパネルが送られて来る前に水槽台の加工を行う予定だ。
この水槽台捨てなくて良かったよ・・・・・・
 
 
 




☆★続・バライタのフラットニング・・・その2

2013-03-12 22:23:38 | モノクロ写真&暗室作業の記録
以前プリントしたことのあるネガを再度プリントしてみることにした。
以前というのは3年前だ。この時はRC印画紙を使用したが今回はバライタ印画紙を使用することに。
 
 
イルフォードのウォームトーン無光沢。
前回と同じくスケッチブックに挟んでフラットニングすることに。
 
 
48時間経った状態。ほぼ完全にフラットになった。
乳剤面が乾いてカーリング始まる直前でフラットニング開始すると良い結果が得られるようだ。
乳剤面が乾いていないと挟んだ紙に張り付いて大変なことになる。
 
 
1週間以上前の日曜からフラットニングしていた写真もほぼ完璧にフラットになっていた。
 
スケッチブックに挟むというお手軽な方法で問題なくフラットニング可能なことが分かった・・・・ネット情報で知ったことだから検証したってことだな。
実家のプレス機も近々試す予定だ。
フラットニングの仕方が分からなくて手を出せずにいたバライタ印画紙だが、このように簡単にフラットニングできることが分かった。
これからは積極的にバライタ印画紙を使用してみようと思っている。
 
印画紙を乾燥するときにクリップで挟んで吊るしていたが、これも何とかしないとな。
印画紙乾燥ラックなるものを使用している方が多いようだ・・・しかも自作。
明日材料買って来るかな・・・・・
 
 
 
 
 
 
 




☆★続・バライタのフラットニング・・・スケッチブック寝押し編

2013-03-05 22:15:41 | モノクロ写真&暗室作業の記録
やっと寒い冬も終わりに近づいてきたようだ。
この冬はきつかったな。年々寒さが身に染みるようになってきているよ。
やはり年取ってきているのだろう。
 
一昨日の日曜日にプリントしスケッチブックに挟んでいた写真を確認してみたら殆んど平らになっていた。
 
 
この画像で見るとおり少しカーリングが残っている。
それと微妙に凹凸がある。
明後日の木曜日には発送しなければならないから、それまでにできることはやっておきたい。
そこでスケッチブックではなくガラス板を乗せて重石をすることにした。
 
 
丁度良い大きさのガラス板があった。
 
 
平らなテーブルの上に印画紙を置き上にピュアガード(薄い紙)を被せてガラス板を乗せる。
 
 
本で重石をして明後日の木曜日まで放置。
しかし完璧なバライタプリントというのを見たことないから困ったものだ。
見たことない・・・ことは無いのだろうが、バライタに興味が無いときだからプリントの質感などは全く印象に無いわけだ。
これで出来上がったプリントで良いのか悪いのか・・・・・・・・
 
 




☆★二科展の応募プリントの作成・・・・

2013-03-03 20:55:10 | モノクロ写真&暗室作業の記録
最近は夜な夜な近所のスポーツジムに通いトレーニングに励んでいる。
特に目的とかあるわけでは無いのだが、いざという時に走れるだけの筋力は付けておきたい。
話は変わり・・・昨年落ちた二科展だが今年も応募しようとプリント作成をすることにした。
 
今回はバライタ印画紙を使用する。
 
 
 
バライタ印画紙の水洗時間は長い。水洗は30分。
 
 
乾燥は・・・・色々な方法があるが今回は吊るしてみた。
乾いてくるとこのように波打った状態になる。
 
 
先日購入したスケッチブック。アシッドフリーのものだ。
3000円也。半切には少々足りなく大四つ切までなら余裕なサイズだ。
 
 
ほぼ乾燥しカーリングバリバリの印画紙をスケッチブックに挟んでフラットニングすることにする。
 
 
印画紙の乳剤面にはピュアガード(薄い紙)を当てておく。
 
 
上から少し重石をして数日放置の予定。
 
応募の締め切りは3/7。
それまでに平らになればいいけどな。
実家にあるプレス機使用すれば早いのだが・・・・・