酔っぱらい一人旅

オール電化キャンプを推進します・・・

☆★FUJI GSW690Ⅲ購入!!!

2016-11-23 15:55:42 | カメラに関すること

 

年末年始のシェムリアップ旅行まで1か月強となった。

前回はMAMIYA645PROをメインに使用したのだが、

もっと大きなフォーマットで撮影し良い写真が撮れたら大全紙にプリントしたい・・・と思うようになった・・良い写真が撮れたらだけどw

さすがに4x5は荷物も増えるしフィルムの扱いが面倒に思える。

・・・そういうわけで6x9のフォーマットのカメラが欲しくなった。

6x9サイズの国産カメラで現状手に入るものはこれしかない。(マミヤプレスも6x9だったかな?)

 

 

富士GSW690Ⅲ

GW690Ⅲというものもありこちらは90mmのレンズだ。35mm換算で39mmとなる。

今回購入したのはGSW690Ⅲ。レンズは65mmで35ミリ換算で28mmとなりアンコールワット撮影には丁度良い。

 

 

ブローニー120サイズフィルム1本で8枚撮影可能だ。

 

 

ライカと比べればその大きさが分かるだろう。

固定レンズなので荷物も少なくなり旅行には良いんじゃないかと・・・・

 

あっ、現在所有している引き伸ばし機は6x6までしか対応してなかったな・・・・・どうしよう、、、

 

 

 

 

 

 

 

 


☆★サヨナラ小太郎その5

2016-11-17 15:20:44 | 日記

 

 

エールリヒアで死にかけたが完全に治癒し6年経った2014年。小太郎は14歳になっていた。

その6年の間にフレブルの麻呂が死んだり新たにピンシャーのボルトが加わったり引っ越しも2度したり・・・

この年に小太郎は寝たきりになったということは以前ブログに書いた通り。

寝たきりになってからは介護が必要になった。

餌はスプーンで口まで運び、すぐに食べてくれればいいのだがなかなか食べなかったり

とにかく手間も時間もかかるようになってしまった。

唯一助かったのは規則正しく排便排尿してくれていたことだ。

毎日1時間は小太郎に費やしていただろう。

なかなか餌を食べなくてイライラしてるときなどは、こんな生活があと何年続くのだろうか?などと思ったこともある。

オマケに夜泣き・・・これは防音ゲージで解決した。

しかし居なくなると寂しいものだ。小太郎に使ってた時間が余ってしまっている。

 

日曜の朝方に亡くなりその日の夕方に火葬した。

火葬業者に自宅まで迎えに来てもらい小太郎と火葬場へ・・・

 

 

待合所には祭壇などもある。テープのお経を聞きながらお焼香をしたり・・・このテープのお経が余計にもの悲しさを誘う。

この火葬場を利用するのはこれで3度目だ。フレブルの麻呂、嫁実家の猫そして小太郎。

1時間ほどで火葬は終わり骨上げした。

 

 

骨上げの時に火葬場スタッフ氏がここはどこの骨云々と説明してくれた。

尾骨を全て拾い出し並べたのが上の写真。

 

ここ2年の寝たきりの小太郎の印象しかなかったが、ブログを書いているうちに昔の小太郎のことを色々と思い出した。

散歩のとき他人や犬に対して吠え掛かかってたこと。

好き嫌いなくドライフードだけ食べてたこと。

外では吠え掛かるくせに家ではマックや麻呂の下に位置して常に2番手だったこと。

散歩のとき小便をするまでやたらと時間がかかってたこと。

マックにガムを奪われて成す術もなくオロオロ動き回ってたこと。

リンゴが大好きだったこと。

キューピー3分クッキングのオープニングテーマ曲が流れると必ず遠吠えを始めたこと。

季節の変わり目はやたらと抜け毛が多かったこと。

 

サヨナラ小太郎



 

 

 

 

 

 

 


☆★サヨナラ小太郎その4

2016-11-16 14:22:32 | 日記

 

 

手術当日の朝小太郎を病院へ連れて行った。

担当の獣医師が診察室に入ってきた。

なんだか表情がやけに明るい。

「昨夜、大学時代の感染症を専門にしている先生に血液の顕微鏡画像みてもらったのですが

リケッチアに感染してるんじゃないか?って言ってたのですよ。改めてよく見てみたら

赤血球に小さな黒い点が付いていてリケッチアっぽいんですよね~」

「もしリケッチアだったら脾臓を取ってしまうのは禁忌なので、投与する抗生物質を変えてみて少し様子を見ましょう・・・」

・・・という話だった。

リケッチアと聞いてピンときた。

タイにいたときにマダニに寄生されることが何度もあった。その度にダニを殺す薬を塗布していた。

そのときに感染していたのだろう。

そして日本行きの飛行機で興奮して発症したってことだろうな。

獣医師の話ではリケッチアに感染して考えられる病気はエールリヒア・・・とのことだった。

その他赤血球に感染ということでライム病、バベシア症が考えられるとのことだった。

エールリヒア、ライム病はテトラサイクリン系という一般的な抗生物質で治療可能だが

バベシアに対するものは日本では手に入らないとのことだ。

バベシアじゃないことを祈りましょうみたいな感じで抗生物質の点滴を開始した。

毎日通院し点滴を開始して1週間ほど経った頃だろうか、それまでシリンジで無理やり餌を食べさせていたのだが

自分からシリンジから出てくる流動食を食べるようになっていた。

試しにドライフードを与えたらバリバリ噛んで食べている。

血液検査の結果は貧血、肝機能共に正常値近くに回復していた。

その結果を見た先生はかなりテンションが上がっていたな。

血液検体をアメリカの検査機関に送っていたとのことで、その結果も分かり

エールリヒアと病名も確定した。

アメリカで検査したのは私が勝手に送ったので料金は結構ですとのことだ。

日本ではかなり珍しい病気なので今までの治療の過程を論文にまとめて学会で発表させて欲しいとの申し出があった。

それから更に2週間ほど服薬治療をし完全に治癒した。

半年後再度血液検査をし血液に異常はないとのことだった。

「学会で論文発表したら反響が凄かったですよ~」と先生はご機嫌だった。

町医者だけど大学病院レベルの治療を目指すというこの病院だったから病名も分かり治癒できたのだろう。

本当に良かったよ。

 

 

つづく

 

 

 

 


☆★サヨナラ小太郎その3

2016-11-16 11:52:16 | 日記

 

 

日本に帰ろうと思い始めたのはタオ島ステイを終えた直後くらいだったか。

さて、帰国するとなると準備を始めなければならない。

人間だけならパスポートと航空券があればいつでも帰れるが犬はそうはいかない。

マイクロチップの埋め込み、狂犬病の予防接種、狂犬病の抗体検査

これらで半年の期間が必要だったのではなかったか。

いやいや、もっとかかったな。

マイクロチップの埋め込み同日に狂犬病の予防接種。

30日後に2度目の予防接種、同日に採血し検体をイギリスに送る。

採血日から180日以上待機。

これらを済ませておくと日本に到着後即日入国できる。

上の流れで最短210日強かかるわけだ。

・・・ってことは日本に帰国を考えたのはもっと前だったのかな??

いやいや、タオ島の後だけどそうすると計算が合わないな。

選択肢の一つとして考えていて事前に準備していたってことだな。

店を譲渡した直後に手続き開始していたのだろう。

 

帰国時はANAだったと記憶している。

ANAは睡眠薬で眠らせるなんてルールは無かった。

・・・ってことで2頭のお犬様たちは興奮しまくって吠えまくっていた。

座席の床下から小太郎の鳴き声が聞こえてきたのだった。

日本到着後に動物検疫を受けた。

マイクロチップをリーダーで読み取り個体番号が合っているかの確認をしていた。

検疫官(獣医師)が小太郎を触診しながら「この子、少し熱あるから注意してあげてください」とのことだった。

「吠えて興奮しているからだと思いますけど・・・」と付け足した。

 

常夏のタイから真冬の日本へ・・・

小太郎が餌をあまり食べないのは環境の変化によるものだろう・・・程度に考えていた。

餌をあまり食べなくなってどのくらい経っていたか???

 

 

痩せてきたな~などとのんきに思っていたある日。フレブルの麻呂に体当たりされてフラフラと倒れた。

こりゃマズイと思い動物病院へ連れて行った。

血液検査の結果は極度の貧血。

脾臓が腫れており脾臓で赤血球が破壊されているのではないか?との診断だった。

点滴や投薬で少々様子を見ることにした。

 

 

しかし、良くなることはなかった。肝機能の数値もかなり悪い。

「脾臓を切除するしかないですね~」とのことだ。

「状態も良くないのでリスクがあることはご承知ください」とも言われた。

 

つづく

 

 

 

 


☆★サヨナラ小太郎その2

2016-11-15 11:34:10 | 日記

 

鳥かごはオマケとのことで、この鳥かごに入れたままモトサイ(バイクタクシー)の後ろに乗り

手にかごを下げて店まで帰った。

先住のブルドッグとは徐々に慣れさせようということで日中は店のカウンター下を定位置にした。

小太郎と名付けた。確か俺が付けたのだと思う。日本らしい名前をってことだったかな。

受付係のヌンさんが散歩に連れて行ったりと世話をしてくれたっけな。

 

 

小太郎が成長してくるにつれ困ったことが・・・・

この犬はよく吠える&噛みつく。

吠えるというのは他の犬や人に対して吠え掛かるということだ。

噛みつく理由は定かではないが人によって気に入らないとかそういうことがあるらしい。

スタッフが一人噛まれた。

そういうわけで生後8か月の時去勢することにした。

去勢して大人しくなったかといえばそんなことはなく何も変わりはしなかった。

この頃の小太郎のことは馬鹿犬扱いしてたな。

大人しいメスの方を選べば良かったとも思ってたんだっけ。

そもそもパグという犬種を選んだのは大人しいというイメージからだったのだけどな。

 

 

 

少々お馬鹿なことを除けば病気らしい病気もせず5歳になった。

2006年店を譲渡すると数か月の予定でタオ島へプチ移住した。

ドンムアンからサムイ島まで飛行機で行きそこから高速船での移動だ。

犬を飛行機に乗せる際は睡眠薬で眠らせなければならないのだが(タイのルール?)

このとき連れて行った2頭共に眠るどころか興奮してワンワン吠えていた。

チェックインカウンターで預けようとすると「眠ってないと危ないのよね~」と言っていたが何が危ないのか???だったな。

もっともタイの動物病院で処方された睡眠薬は人間でいう精神安定剤程度のものだったから眠らせるのは無理だよな。

 

 

 

↑タオ島での住居。エアコンがないので昼間は暑かった。

 

 

 

2年の寝たきり状態ですっかり忘れていたが小太郎は散歩させていると、とにかく人や犬関係なく吠え掛かった。

それはここでも同じだったな。

 

 

海に連れて行き泳がせると小太郎は上手に泳いだ。

フレブルの麻呂は泳げなかった。パグが泳げてフレブルが泳げないはずはないと思い

無理矢理泳がせていたが、フレブルは泳げない犬種だと知ったのはこれからず~っと後のことだ。

このタオ島生活はダイビングのオフシーズン突入と共に終了した。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


☆★サヨナラ小太郎

2016-11-14 20:46:42 | 日記

昼休み帰宅する。ランチは自宅で済ませるようにしている。

昼休みに帰宅するのはランチ以外にも目的がある。

寝たきりの犬(パグ16歳小太郎)の世話をするためだ。

しかし今日からその必要がなくなってしまった。

 

 

昨日、朝起きて毎朝そうしていたように防音犬小屋のスライドドアを開け小太郎が驚かないようにいきなり抱き上げることはせず

背中のあたりを軽くトントンと叩きそれから抱き上げた。

抱き上げた体はまだ温かかった。

しかし抱き上げた瞬間に生きていないと分かった。

あ~とうとう逝ったか・・・最初に思ったことだ。

寝たきりになって2年経っていた。

ここ数日やけに元気だった。

仕事柄、ご高齢の方を相手にしていることもあり急に元気になったら要注意ということは何度も経験している。

前日に頭を持ち上げて目をパッチリ開いてる姿を見たときに、もしやと思った。

そんな予感が的中してしまった。

 

 

 

2001年2月某日

店が順調だったこともあり犬でも飼おうかということになった。

先に日本から連れてきたブルドッグを飼っていた。2頭目はパグと決めていた。

エカマイだったか、日本人社会の間でも割と知られたブリーダーのところへ買いに行った。

パグの子犬は2頭いた。

オスとメスが1頭づつだ。

両方とも鳥かごに入れられており、かごから出された2頭は対照的な動きだった。

メスは大人しくじっとしていて、オスの方はクルクルとその場を走り回った。

元気そうという理由だけでオスの方を選んだ。

 

つづく