山の中に入って1週間以上経ちました。
覚悟はしていましたが雨季のネパールの山は道が泥濘でヒルの巣窟です。
そのような自然の困難さだけではなく、時代遅れの困った方々に遭遇することもあります。
マオリストと呼ばれる共産ゲリラです。
山中を歩いていたら前方から銃を肩にかけた2人組みの男が近づいてきました。
私の前に立つと1人の男が話し掛けてきます。
どこの国から来た?年齢は?・・・等々です。
話の終わりに寄付を求めてきました。
これらの事はガイドブックなどにも書かれており事前に分かっていたことなので10ルピーを渡しました。
すると、御丁寧に写真のような領収書を発行してくれます。
この領収書を持っていれば他のマオリストに遭遇しても再度寄付を求められる事はありません。
格差の激しい社会では共産思想に傾向するのも仕方の無い事なのでしょう。
明日は久々にカトマンズに戻ります。