サンフランシスコから見た「建築する身体」

今朝も「建築する身体をつくるぞう～」と決意しながら険しい坂道を歩きイングリッシュクラスへ。
オーバーなと思われるかもしれませんが、もし車があればスグ飛び乗るかもしれませんが、本当に凄い坂道ですよ。
炭坑節の一山、二山,三山越え～と歌いながら腹式呼吸したくなるほど。

毎日この感じで少し分かったのは、一昔前の危険で不便なところが「建築する身体」にふさわしい。
少しずつ失敗もしながら経験で身体を積み上げていく、地味な下仕事から生まれるということです。
昔はみんなが身体を動かしていたし、そこ迄行くのに何キロも歩く。スポーツジムなんかいらない。


早すぎる時間の文明病は交感神経優位になります。
交感神経優位の人は反転住宅でスッテンコロリン

反転住宅は凸凹床で用心しながらは、副交感神経優位に導いて行ってくれるところです。
ですから反転住宅に住んでいると時間が止まったようにゆっくり過ぎていくのを感じられます。

建築というのはトータルアートで、建ちあがった後もメンテナンスが必要。
家族が増えれば建て増ししたり、色々変化しながらた建っています。

人間もそうです。病気直しをしたり、予防医学をしたり、生まれたままの姿ではなく、成長して老いていくまで姿を変えながら土台の自分の体と向き合って生きていくわけですから。

建築する身体という表現はピッタリ来ます。

「死なない子供たち」荒川修作さんの壮大な夢 Grand dream from Arakawa

天命反転住宅でお隣に住まわれていた山岡信貴さんの「死なない子供たち」がＤＶＤで販売されることになりました。httnp://www.shinanai-kodomo.com/

「Ｗｅ-人間とは何か」荒川,ギンズさんのトークも入り、よりいっそう見応えがあるものに仕上がっているようです。

天命反転住宅の住人たちに私も少し出演しています。
今制作中のＤｎａメソットの始まりは反転住宅です。
４年がかりでこのＤｎａメソットを作り上げています。

機会があれば天命反転住宅に帰ってきてＤｎａメソットのワークを開催できることを願っています。


本間桃世さんから頂いたメッセージ

これから荒川さんの考えてきたことは、ますます 日本に必要になってくるはずです。
 3月11日以降の復興プランにしても、荒川さんがいらしたら、どんなに 壮大で夢
 のある計画をつくられただろう、、と思ってやみません。

放射能汚染まではねかえすような、そして東 北の人たちが主役になれる、天命反 転シティの計画、荒川さんならどうしたらど う、とその「声」を聴こう と努力 してい ます。