縄文弁護士 西垣内堅佑先生からのメッセージ
2020年オリンピックが日本に決まった時、日本中が興奮に沸き立った。
国際縄文学協会の中にも、浮かれていないで、オリンピックの時、縄文土器土偶展をやろうと、早
速、文化庁や考古学者に働きかける者も出てきた。
また聖火台は土器の形、今後のオリンピックでは縄文土器の形が良いとか、聖火ランナーは縄文時
代の衣装で登場するのが良いなどと主張する者まで現れ、かなり盛り上がった。
ギリシャのオリンピックで、主神ゼウスに捧げる祭典競技が行われた古代オリンピックを復興しよ
うと始められたのがオリンピックであった。
オリュンピアの祭典が行われる数ヵ月前からギリシャ全土で戦争休暇を触れ回り、戦争より祭典を
と呼びかけた。
リンピック憲章も平和な世界建設に寄与することをうたっている。
今から一万数千年前の日本列島に、一万年以上続いた縄文時代と呼ばれる時代があった。
網目模様の惚れ惚れするデザインが施された土器や超芸術作品の土偶と共に世界に先駆けて狩猟採
取漁による定住互酬生活をしていた。
その時代は、国化がないから軍隊も警察も官僚もいない、したがって戦争の無い極楽というべき時
代であった。
縄文時代の文化遺伝子を持続し、戦争を望まない日本人から、聖火台や聖火ランナーの衣装が縄文
のデザインで彩られれば、平和な世界建設に寄与せんとするオリンピック祭典に相応しいと考える
ものが現れてもおかしくない。
ヨーロッパに近代民主国家が生まれ、資本制工業化社会が広がり、やがて植民地主義、帝国主義、
グローバーリズムが世界を覆う時代が推移してきた。
資本経済は成長の後,恐慌戦争に見舞われた。資本制は、資本制維持のため戦争を必要としたから
である。
しかし核兵器などの大量殺人兵器を作り出した以上、戦争は人類を死滅への道を作り出す。
戦争への道を避け、資本制とは別の経済に向かわねばならない限界状況にきている。
ロボット戦争に向かっているから大丈夫とする向きもあるだろうが、その先はマトリックスの世界。
誰も望まぬ世界であろう。
近代が作り出した政治、経済、社会を全面的に見直さなければならないときに至ったこの時、日本
の縄文文化から学び、戦争をせず、互醜縄文文化甦りを図ろうとの意識変容が起きている。
生産消資者を資本国家の側でなく自らが自主自立して担う、仮に「互酬縄文連合」と名ずけられる
ような存在が2020年に向けて続々生まれてくれば、権力を奪い取らずにとも世界を変えること
ができる。
2020年オリンピックが東京に決まったのは、縄文文化を維持してきた日本人に、互酬縄文文化
を世界に広めよとの天の計らいである。
2020年縄文革命の時はきたのである。やがて、「宇宙互酬連合」へと推移していくであろう。
2020年オリンピックが日本に決まった時、日本中が興奮に沸き立った。
国際縄文学協会の中にも、浮かれていないで、オリンピックの時、縄文土器土偶展をやろうと、早
速、文化庁や考古学者に働きかける者も出てきた。
また聖火台は土器の形、今後のオリンピックでは縄文土器の形が良いとか、聖火ランナーは縄文時
代の衣装で登場するのが良いなどと主張する者まで現れ、かなり盛り上がった。
ギリシャのオリンピックで、主神ゼウスに捧げる祭典競技が行われた古代オリンピックを復興しよ
うと始められたのがオリンピックであった。
オリュンピアの祭典が行われる数ヵ月前からギリシャ全土で戦争休暇を触れ回り、戦争より祭典を
と呼びかけた。
リンピック憲章も平和な世界建設に寄与することをうたっている。
今から一万数千年前の日本列島に、一万年以上続いた縄文時代と呼ばれる時代があった。
網目模様の惚れ惚れするデザインが施された土器や超芸術作品の土偶と共に世界に先駆けて狩猟採
取漁による定住互酬生活をしていた。
その時代は、国化がないから軍隊も警察も官僚もいない、したがって戦争の無い極楽というべき時
代であった。
縄文時代の文化遺伝子を持続し、戦争を望まない日本人から、聖火台や聖火ランナーの衣装が縄文
のデザインで彩られれば、平和な世界建設に寄与せんとするオリンピック祭典に相応しいと考える
ものが現れてもおかしくない。
ヨーロッパに近代民主国家が生まれ、資本制工業化社会が広がり、やがて植民地主義、帝国主義、
グローバーリズムが世界を覆う時代が推移してきた。
資本経済は成長の後,恐慌戦争に見舞われた。資本制は、資本制維持のため戦争を必要としたから
である。
しかし核兵器などの大量殺人兵器を作り出した以上、戦争は人類を死滅への道を作り出す。
戦争への道を避け、資本制とは別の経済に向かわねばならない限界状況にきている。
ロボット戦争に向かっているから大丈夫とする向きもあるだろうが、その先はマトリックスの世界。
誰も望まぬ世界であろう。
近代が作り出した政治、経済、社会を全面的に見直さなければならないときに至ったこの時、日本
の縄文文化から学び、戦争をせず、互醜縄文文化甦りを図ろうとの意識変容が起きている。
生産消資者を資本国家の側でなく自らが自主自立して担う、仮に「互酬縄文連合」と名ずけられる
ような存在が2020年に向けて続々生まれてくれば、権力を奪い取らずにとも世界を変えること
ができる。
2020年オリンピックが東京に決まったのは、縄文文化を維持してきた日本人に、互酬縄文文化
を世界に広めよとの天の計らいである。
2020年縄文革命の時はきたのである。やがて、「宇宙互酬連合」へと推移していくであろう。