「縄文心導」のルーツ2.Jomon shindo rout 2.

「縄文心導」にとってすべての根源を縄文に見ることが出来ますが、

別章で述べましたように、縄文と心導のつながりの上で象徴的なのは、

縄文土器の「縁」が示すメビウスの形状です。

メビウスは無限回路を示し、心導の経絡体操においての経絡のはじまりと

終わりである手と足の末端をねじって結ぶことでメビウスの輪を作ります。

また縄文の結び名を作り出した縄文布の縦の糸の役割りに注目しています。

加えて、三内丸山遺跡の高床式建造物の示す垂直性は、明らかに縄文文化の

形象的象徴性を示しているといえます。

以上、例示したように「縄文心導」はその原理のルーツを縄文の示す文化と

しての垂直性に求めることができます。