rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

平等

2009年01月22日 08時56分50秒 | ニュース
知的障害者も普通高へ

『同会は「知的障害者に中学時代の仲間がいる地元の普通高校へ通わせてあげたい」 として、入試の際は、筆記試験の内容を記述式から選択式にしたり、課題を与えられて書く作文に自分の受験に対する思いを書いてもよいようにしたりするなどの特別措置を求めている。』

幼稚園じゃないんだから…

入学試験はきわめて平等性が高い判定制度。それをあえて不平等にしてどういうつもりだろう?

『健常者と同じテストでは点を取れない』

知的水準が一定以上じゃなければ高校教育を受けたところで、理解出来ないだろうし、ついていけるわけがない。義務教育って訳でもないんだし。

知的障害者に合わせた授業して、他の生徒の足を引っ張ることになったらどうするつもり?「みんなと同じ」という幻想を与えれば安心なのかね?


機会は平等に与えられるべきだが、結果は異なる。それは個人の能力に差があるあるから。それが真の平等という物だ。

徒競走の順位をつけない、なんて話が出てきたあたりから、どうも平等という物を履き違えている人たちが蔓延しているようだ。

これじゃぁ平等に名を借りた学歴差別是認・追従でしかないね。

追求するべきは学歴差別の撤廃でしょう?

博士課程修了者は確かに偉いよ。でも学者だからサブミクロン単位の平面を研磨出来る訳じゃないし、美味しい米を作れる訳じゃない。もちろんセールスで好成績を収められる訳じゃない。

人それぞれの個性や能力があり、それぞれが偉いのに、一つの物差しでしか測れないことが問題。その最たる物が学歴差別。学力差別ならまだしも、ね(学力による"区別"が必要なことは当然ある)。


こんな悪平等がまかり通るなら「頑張ってもムダ、何もしなくても同じ」的厭世観を助長するだけじゃない?