ラジオ四号のブロックダイアグラム。
7MHzで問題になる夜間の放送波の混信は、フロントエンドの三段フィルターで除去できている。
IF段はHA1138のIFアンプとAGC回路を挟み、ゲインとダイナミックレンジを稼ぐ。
このHA1138のAGCは、LA1265のAGCとは独立している。
LA1265のAGCはSlow-Slow-FastとBFOのnon-LSB-CWと連動している。
IFフィルターはSFU455を八段使っており、f0は449KHzあたりになっている。このため、455KHz決めうちのカウンターでは受信周波数よりも6KHz低い値を表示する。
このフィルターは結構ナローで、放送を聞くのには適していない。かといってCWで満足というほど狭くもない。