rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

ゴルゴ13・傑作アサルトライフル

2008年04月26日 03時00分58秒 | ノンジャンル
アニメ・ゴルゴ13第三回『傑作アサルトライフル』

例によって多少の構成の変更はあると思ってたけど、こうまで大胆に改変するとは…

ペンタゴンの次世代総合型歩兵戦闘システムの評価射撃の様子を、ゴルゴが偵察していたり、M16A2の完璧なバレルを作り出す職人が登場せず、デイブに置き換えられていたり(しかも「四日でやってくれって」?10年かかって見つけたバレルだろ??)、そのデイブが新造銃作者でゴルゴを嵌めるカイザーの説明会に出席していて、情報を流す、なんてちょっと変えすぎ。

原作ではM16A2のスーパーバレルを作る職人の話と、サビーヌ兄弟との戦闘の話は並行進行していて、最後にゴルゴがM16A2を手にする。これも新型が出てから10年の歳月をかけて、職人がようやく満足のいくバレルに出逢い、ゴルゴがそれを受け取るという、プロ同士の絆(?)を描いているわけだが、これが全くスポイルされている。

しかも銃一丁を仕上げるのではなく、デイブはバレルだけ仕上げて、ゴルゴの愛銃のバレルと「付け替える」だけ。原作ではM16の微少な振動まで解消するように洗練されたチューニングが施されるというのに!

なんというか、話が矮小化されているといって良い。

もし二つお話を同時進行させて尺が足りなくなるなら、二回に分ければいい。こんなにゴルゴの世界観を矮小化するならアニメ化しなければいいと思う。原作だと時代背景がずれるというなら、初めから時代を現代に合わせず展開すれば良かったのだ。


余談ながらドイツ製の「G3」を「ジー・スリー」と呼ぶのは興ざめだ。「G11」は飛ばして「G36」はいいとして、「AK74」も「エーケーナナヨン」ではちょっとねぇ…

もっともM16は普通に「えむじゅうろく」と読む自分がいるわけだが…

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