二割減

ヤマハ発の梶川社長「国内生産２割減」　今期二輪車

『2008年12月期の二輪車の国内生産台数を2割削減する計画を明らかにした。大型車の販売が減るため。』

『販売減少を見込んでいる欧州は「市場全体は数％の減少だが、我が社はそれ以上に落ち込んでいる」と指摘。』

ヤマハは19年規制に積極的に対応し、ホンダよりも攻めの姿勢を見せていたのですが、それでも販売減少という壁が立ちはだかっているようです。

北米、欧州、日本の冷え込みで利幅の大きな小型二輪市場が縮小して、原材料費の高騰も重なれば、弱気になるのも仕方ありませんね…

それにしてもヤマハはビジネスバイクも整理しはじめています。

MATEシリーズの50ccモデルとYB50は生産完了品となっており、新型が出たのはGEARだけです。このまま行くとMATE90も生産を止めるでしょう。

これが旧型の生産在庫を抱えているうちの措置であり、在庫払拭と共に新型車の発売、となればいいのですが…

ビジネスバイクではカブの独壇場であり、2stメイトが無くなって独自色も薄れて厳しい状態だとは思っていましたが、結構深刻みたいです（ホンダもCD50を止めちゃったので、この市場そのものが縮小傾向といえるのかもしれません）。