歴代トランザルプとアフリカツインのスペック比較。
700Vは650Vに比べ若干重たくなっているが、馬力は向上。アフリカツイン(RD07)よりも高くなっている。
これによりパワーウェイトレシオは600VHを越えて歴代トップになった。
エンジンは650Vよりも2mmボアアップの680.3cc。
加えてディジタル進角式点火とPGM-FIにより7PS/0.6Kg-mの出力アップ。
最大トルクはRD07と並ぶが、最大出力はRD07よりも3PS高い。
しかも最大トルク発生回転数はRD07よりも低く、最大出力回転数は高い。
より扱いやすくのびのあるエンジンとなっている。
ただしRD07に比べ補器類が追加されていることからネット出力がRD07を上回っているかどうかは不明だ。たとえ同じ程度だったとしてもRD07よりも20Kg軽い車体だから、軽快な走りが期待出来るというモノだ。
エンジンは伝統の52°V-Twinだが、3バルブから4バルブに変更されている。
これはNT700Vドゥービルのエンジンそのママのようだ。
なお、ドゥービル(ED)の出力は65.7PS/8,000rpm,6.72Kg-m/6,500rpmで、高回転・高出力の設定となっている。
燃料タンクは17.5Lで、600V/400Vよりも少なく歴代最低となった。
定地燃費はEU計測と日本のモノは異なる上、資料が見つからなかったので割愛する。
650Vと同等か向上している可能性がある。
シート高は84.1cmで650Vの標準シートと同じだ。ローシートが用意されればおそらく650V並の81cmになるだろう。最低地上高は17.7cmとセンタースタンドをつけた400V並となっている。フレーム底面に取り付けられた触媒と19インチ化などによるモノだろうが、セッティング自体がロード志向となっているからかもしれない。
スペック表に載らないところでは、ヘッドライトがHi/Lo別体の構成となった。
H4のHi/LoバルブだとLoが切れるとまだ使えるHiも捨てなければならなかったが、この点は合理的だ。また、冗長性が上がったことにより、どちらかが切れても照射は確保出来るだろう。Hiビーム時にはHi/Lo同時点灯であろう。とすればより明るくなったと言える。といってもアフリカツイン(RD04/RD07)の55/60Wx2には及ばないのだが…
またリアキャリアはスタイリッシュになったが、600V/400Vに比べ小振りになったように見える。この点は退化なのかもしれないが、一般的なパニア・トップケースセットであるGIVI製品を使うときには標準キャリアを取り替えるし、パニア三点セット、ことトップケースは常識となっているので割り切っているのかもしれない。
ブレーキは600Vの最終モデル以降続くトリプルディスクだ。タンデム+パニア三点セットで旅に出るとフロントがシングルディスクでは制動力不足という事だろう。
400Vでソロの場合、パニア三点セットに荷物を満載しなければ、シングルディスクでも容量不足は感じない。もっともかっ飛ばす事はエンジンの性格からしてあまり無いからなのだろうけど。
スペック表に現れないモノといえば乗り味だが、これは実際にリリースされてからの話だ。とくにフロントが19インチ化された影響はダートにて大きいと思うのだが…雑誌などでのインプレッション待ちだ。おそらく動力性能の向上も相まって「アルプスローダーの完成型」などと賞賛されるのだろう。
それとも19インチ化がトランザルプのアイデンティティーを壊したと、批判されるだろうか?「なぜバラデロ700にしないのか?」と。
オフ性能のインプレッションも欲しいところだ。EUの雑誌やWebでオフ性能は取り上げられるだろうか?
国内正式販売はおそらく無いだろうから、今からフランス語やドイツ語や英語を勉強しなけりゃいけないな…
ついでに開発者の声も聞きたいもんだ。
700Vは650Vに比べ若干重たくなっているが、馬力は向上。アフリカツイン(RD07)よりも高くなっている。
これによりパワーウェイトレシオは600VHを越えて歴代トップになった。
エンジンは650Vよりも2mmボアアップの680.3cc。
加えてディジタル進角式点火とPGM-FIにより7PS/0.6Kg-mの出力アップ。
最大トルクはRD07と並ぶが、最大出力はRD07よりも3PS高い。
しかも最大トルク発生回転数はRD07よりも低く、最大出力回転数は高い。
より扱いやすくのびのあるエンジンとなっている。
ただしRD07に比べ補器類が追加されていることからネット出力がRD07を上回っているかどうかは不明だ。たとえ同じ程度だったとしてもRD07よりも20Kg軽い車体だから、軽快な走りが期待出来るというモノだ。
エンジンは伝統の52°V-Twinだが、3バルブから4バルブに変更されている。
これはNT700Vドゥービルのエンジンそのママのようだ。
なお、ドゥービル(ED)の出力は65.7PS/8,000rpm,6.72Kg-m/6,500rpmで、高回転・高出力の設定となっている。
燃料タンクは17.5Lで、600V/400Vよりも少なく歴代最低となった。
定地燃費はEU計測と日本のモノは異なる上、資料が見つからなかったので割愛する。
650Vと同等か向上している可能性がある。
シート高は84.1cmで650Vの標準シートと同じだ。ローシートが用意されればおそらく650V並の81cmになるだろう。最低地上高は17.7cmとセンタースタンドをつけた400V並となっている。フレーム底面に取り付けられた触媒と19インチ化などによるモノだろうが、セッティング自体がロード志向となっているからかもしれない。
スペック表に載らないところでは、ヘッドライトがHi/Lo別体の構成となった。
H4のHi/LoバルブだとLoが切れるとまだ使えるHiも捨てなければならなかったが、この点は合理的だ。また、冗長性が上がったことにより、どちらかが切れても照射は確保出来るだろう。Hiビーム時にはHi/Lo同時点灯であろう。とすればより明るくなったと言える。といってもアフリカツイン(RD04/RD07)の55/60Wx2には及ばないのだが…
またリアキャリアはスタイリッシュになったが、600V/400Vに比べ小振りになったように見える。この点は退化なのかもしれないが、一般的なパニア・トップケースセットであるGIVI製品を使うときには標準キャリアを取り替えるし、パニア三点セット、ことトップケースは常識となっているので割り切っているのかもしれない。
ブレーキは600Vの最終モデル以降続くトリプルディスクだ。タンデム+パニア三点セットで旅に出るとフロントがシングルディスクでは制動力不足という事だろう。
400Vでソロの場合、パニア三点セットに荷物を満載しなければ、シングルディスクでも容量不足は感じない。もっともかっ飛ばす事はエンジンの性格からしてあまり無いからなのだろうけど。
スペック表に現れないモノといえば乗り味だが、これは実際にリリースされてからの話だ。とくにフロントが19インチ化された影響はダートにて大きいと思うのだが…雑誌などでのインプレッション待ちだ。おそらく動力性能の向上も相まって「アルプスローダーの完成型」などと賞賛されるのだろう。
それとも19インチ化がトランザルプのアイデンティティーを壊したと、批判されるだろうか?「なぜバラデロ700にしないのか?」と。
オフ性能のインプレッションも欲しいところだ。EUの雑誌やWebでオフ性能は取り上げられるだろうか?
国内正式販売はおそらく無いだろうから、今からフランス語やドイツ語や英語を勉強しなけりゃいけないな…
ついでに開発者の声も聞きたいもんだ。
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