rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

騙し討ち

2007年11月11日 15時37分34秒 | ニュース
ホンダ下請・ムサシ鉄工の「騙し討ち解雇」を糾弾する!

(記事の元ネタはこちらのようだ)

Googleニュースの「ホンダ」セクションに引っかかったニュースだが、ホンダとは直接の関係はない話ではある。

派遣社員から組合の働きかけで雇用期間を特に定めない正社員へと、直接雇用を勝ち取った(日系人の?)労働者が、だまし討ちに会い雇用延長しないという通知と共に解雇された、というもの。

まず「労働条件通知書」を会社側が作成、これに同意すれば同じ条件で雇用契約書を作ると持ちかけ、弁護士・組合と協議の上、同意した。

その後通訳もおかない場で「これに住所氏名を書け」と迫られ、訳もわからず署名したところ、期間雇用契約書だった、という。

その後行われた団体交渉も、事実上会社側の一方的な態度で決裂。


酷い話だ。

結局安い労働力が欲しかっただけで、たてつく奴は切り捨てる。いかに安い労働力を確保するのか、という企業の論理だけがまかり通っている。

ホンダとは直接関係ないが、こういう姿勢は産業全体に問われる問題だ。

安定した雇用や社会保障の整備は労働運動による権利の獲得という面もあるが、資本の側からすると市場確保という意味がある。今の日本の少子化、特に自動車市場に顕著な市場縮小は、労働者の切り捨てによって生み出された面がある。

これは産業界自らが蒔いた種ではないか。
これもアングロキャピタリズム化の一環なのだろうが、それで未来はあるのか?

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