ホンダ、欧州向け新型車発表

欧州向け二輪車 2008年型モデルを発表

ホンダはEU向け新型車両の発表を国内向けに行った。


CBR1000RRは6Kgの軽量化を計り、ガルアームのリアスウィングアームは延長され路面追随性を向上したとする。


既報ではあるがトランザルプの新型700V。

今年はトランザルプ誕生20周年という記念すべき年であり、今回の新型は20年の集大成といえる。

エンジンはNT700Vの52°V-Twinの680ccエンジンを低速よりにチューンしてしたもの。PGM-FIの採用でEURO3をクリア。伝統のV-Twinは3バルブから4バルブ化された。新たに19インチのフロントタイヤを採用。デザインはバラデロに近いイメージとなった。

なお、ホンダフランス他によるとタイヤサイズは100/90-19と130/80-17であるが、国内向けリリースでは「また、フロントタイヤを19インチに小径化し、リアタイヤ幅を140mmに拡大して」となっている。おそらく誤りであろう。

それとも密かに日本向け仕様があるのかな？？？？

バラデロと同じく「XL」の名を冠しているが、フロントが19インチという事もあり、よりロード向けになっている。

イギリス・イタリアのサイトではまだ650Vが載ったままで、700Vは載っていない。ドイツでは650Vは載ったままだが,2008年モデルとして700Vが紹介されている（詳細に調べた訳じゃないけどね）。


CBF600はベーシックなスタイルのバイク。エンジンはCBR600RRやCB600F Hornetとベースが同じ。

売れてない国内CB750をやめてCBF600に入れ替えた方がコスト的に有利だと思うんだけど…でもホンダ＝750というブランドイメージがあるからはずせないのかも。


なおトランザルプ700VとCBF600にはABS装着モデルを用意している。

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余談だが、国内向けVFRがWebカタログから消えている。既に生産を終了しているXR250は載っているのにVFRが消えたという事は、打ち切りという事か？
2006年でVFR800/Pは923台売れており、CB750の872台よりも売れているのだが…
フランス・イギリス・イタリア・ドイツではVFR800(ABS)がラインナップされたままだけど…もしかするとEURO3未対応でEUでも在庫処分一掃セール中かもしれない。もう少し経たないとはっきりしないね。

追記：
日本向けプレスリリースとホンダフランスのタイヤサイズの違いについて、ホンダに問い合わせました。