rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

24%

2008年07月18日 18時59分17秒 | 科学・技術
地表の24%荒れ地に 世界の森や畑、乱開発で

『1981-2003年の間に、森林が破壊されて荒れ地になったり、農作物が育てられなくなったりした土地の面積は、地表面積の24%に当たる約3506万平方キロにもなり、15億人以上が影響を受けているとの調査結果を国連食糧農業機関(FAO)が18日までにまとめた。』

この24%を緑地に返す事が出来れば、炭酸ガス吸収量が大幅に増大するでしょうね。そして耕作地にする事が出来れば食糧問題も大きく改善されるでしょう。

直接炭酸ガスを減らす事ばかりが取り上げられますが、緑地を増やせば

・昼間の炭酸ガス吸収量の増大
・蒸散による冷却効果
・葉や幹による太陽光の遮蔽(加熱防止)
・保水効果による温度上昇抑制

などにより、一石三鳥も四鳥もの温暖化抑制効果が期待出来ます。その上食糧問題の改善、生物多様性の維持、災害の減少・低減等々、人間だけでなく様々な生物にとっての生活環境が改善されるでしょう。

そう考えると炭酸ガス排出量の抑制とか排出量取引なんてモノが表層的な、誤魔化しにすら見えてきます。

日本は優れた海水淡水化技術を持っています。紙おむつに使われる吸水性ポリマーの技術もあります。これらの技術だけでも砂漠化が進行するアフリカの緑を回復させる端緒となります。

もちろん単に灌漑用水を確保しただけでは商品作物栽培に利用されるだけかもしれないので、注意が必要だし、大規模にプラントを整備する必要があります。

コストは膨大になるでしょうが、根治療法というものではないでしょうか?

炭酸ガス排出量の抑制が暗礁に乗り上げており、各国の積極的な同意が得られない現在、見方を変えて緑化対策を進めた方が良いんじゃないかと思います。

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