昼前にPCに向かうと激しい目眩が起きた。
でも頭はきわめてクリア。おかしい?!
長周期の地震だった。
震度6+の強い地震。Tenki.jpによると震源地は
・午前中の大きな地震は刈羽村、崩落が起きたR352椎谷・観音崎の沖数Kmが震源。
・夕方の震度6-は小木ノ城駅と石地駅の間、出雲崎町と西山町の境が震源。
という事で、中越地震とは震源地が異なるが、強い揺れに見舞われた地域は被っている。
早い時間にエイジェントから「道路陥没」という情報を得ていたが、中越地震で路面が傷んだ地点に近い長岡市大積の国道8号で起きたようだ。国道8号では他でも崩落で通行止めになったようだ。JRの列車が柏崎駅で横転したり、トンネル内で立ち往生したりしたらしい。土砂崩れで埋まってしまったヶ所もある。
柏崎あたりは海からあがると直ぐに山になっている場所が多いのだが、やはり、というべきか、そういう場所の一つ、海沿いの国道352号椎谷の岬(?)付近では大規模な崩落が起きている。
(NHKテレビからキャプチャー)
柏崎市内では早くから被害が報道されていたが、徐々に明らかになる損害の大きさにしばしテレビに張り付いた。はっきりとした地割れが確認され、全半壊した家屋は数百に上る。隣の刈羽村、旧西山町でもかなりの被害らしい。報道によると旧高柳町あたりから柏崎市内にかけて停電で信号機も停止したようだ。液状化現象、マンホールのせり上がりもいくつか確認されている。断水、停電、ガス供給停止も各地で発生。水源ダムからの配管破損で供給が中断されてのは大上越市。都市ガスの配管が傷み、ガス漏れ発生で供給を打ち切った場所がいくつかある。
家屋倒壊で生活道路がふさがれている場所が多く見られる。
普段から水、パックのご飯などはいくらかストックしてあるが、やはり常に災害に備えなければならない。水、ガス、電気のライフラインは簡単に停まる。簡易トイレも備えているが、こちらの用意も忘れてはいけない。
旧三島町も震源にきわめて近いのでかなりの被害が予想される。小千谷市でも最大深度6-の強い揺れで被害が出たようだ。
同じ震度6+を記録した長野県北部はあまり報道されないが、人的被害は深刻ではなかったようだ。しかし、きのこ工場でけが人が出るなど、それなりに大きな被害が出ている。
亡くなった方も何人も出ている。夕方までは3人ほどだったが、晩にはさらに増えて7人となっている。倒壊家屋からの救出劇の裏で重軽傷を負った方もかなりの人数だ。震源にほど近い刈羽村の診療所では激しい揺れで診療設備・機器に損傷が生じ、治療出来なくなっているという。柏崎の大きな病院でも停電で思うように治療ができなかったようだ。
産業への影響も大きいようだ。小千谷の旧新潟三洋電子も再び強い揺れに見舞われ、やっと復興を成し遂げた矢先、出鼻をくじかれた格好だ。
東京電力の柏崎刈羽原子力発電所は地震直後にトリップ、自動停止した。それほど原子炉とは違う建家の変圧器から火災が発生、黒煙が立ち上った。それほど大きな火災ではなかったが、消火に手間取り、しばらくの間テレビ画面には火の手が上がる発電所が映し出されていた。画像掲示板では「原発で火災」「放射能漏れで職員待避?」「火を消さずに逃げやがった!」などと書き込まれた。
柏崎原発まで行ったエイジェントはガイガーカウンターを持っていなかったようなので大本営発表を信じるしかないのだが、放射線漏れはないらしい。手持ちの簡易カウンターでは特に異常な値は出ていない。
今回の揺れは原発設計上の想定を大きく上回るものだったという。この耐震基準の見通しの甘さと消火活動の遅れは原発への不信感を高めるに十分だろう。
追記:放射性の廃水が若干、海に流れ出したようだ。発表はいつも通り「環境への影響はない」だけど。原発の排水で周辺の平均海水温が1℃上がってる時点で影響ありまくりなんだけどなぁ。
追記:7号炉から放射性物質が漏洩。フィルターで屋外への放出はほぼ食い止めたようだが、炉の冷却水が漏れた、という事かもしれない。
追記:初期消火の不備は消防配管の破損によるモノと説明されている。果たしてそうだろうか?モニタリングポストも故障で放射線計れなくてびびってたんじゃないの?
あまりまとまっていないが、メモとして。
でも頭はきわめてクリア。おかしい?!
長周期の地震だった。
震度6+の強い地震。Tenki.jpによると震源地は
・午前中の大きな地震は刈羽村、崩落が起きたR352椎谷・観音崎の沖数Kmが震源。
・夕方の震度6-は小木ノ城駅と石地駅の間、出雲崎町と西山町の境が震源。
という事で、中越地震とは震源地が異なるが、強い揺れに見舞われた地域は被っている。
早い時間にエイジェントから「道路陥没」という情報を得ていたが、中越地震で路面が傷んだ地点に近い長岡市大積の国道8号で起きたようだ。国道8号では他でも崩落で通行止めになったようだ。JRの列車が柏崎駅で横転したり、トンネル内で立ち往生したりしたらしい。土砂崩れで埋まってしまったヶ所もある。
柏崎あたりは海からあがると直ぐに山になっている場所が多いのだが、やはり、というべきか、そういう場所の一つ、海沿いの国道352号椎谷の岬(?)付近では大規模な崩落が起きている。
(NHKテレビからキャプチャー)
柏崎市内では早くから被害が報道されていたが、徐々に明らかになる損害の大きさにしばしテレビに張り付いた。はっきりとした地割れが確認され、全半壊した家屋は数百に上る。隣の刈羽村、旧西山町でもかなりの被害らしい。報道によると旧高柳町あたりから柏崎市内にかけて停電で信号機も停止したようだ。液状化現象、マンホールのせり上がりもいくつか確認されている。断水、停電、ガス供給停止も各地で発生。水源ダムからの配管破損で供給が中断されてのは大上越市。都市ガスの配管が傷み、ガス漏れ発生で供給を打ち切った場所がいくつかある。
家屋倒壊で生活道路がふさがれている場所が多く見られる。
普段から水、パックのご飯などはいくらかストックしてあるが、やはり常に災害に備えなければならない。水、ガス、電気のライフラインは簡単に停まる。簡易トイレも備えているが、こちらの用意も忘れてはいけない。
旧三島町も震源にきわめて近いのでかなりの被害が予想される。小千谷市でも最大深度6-の強い揺れで被害が出たようだ。
同じ震度6+を記録した長野県北部はあまり報道されないが、人的被害は深刻ではなかったようだ。しかし、きのこ工場でけが人が出るなど、それなりに大きな被害が出ている。
亡くなった方も何人も出ている。夕方までは3人ほどだったが、晩にはさらに増えて7人となっている。倒壊家屋からの救出劇の裏で重軽傷を負った方もかなりの人数だ。震源にほど近い刈羽村の診療所では激しい揺れで診療設備・機器に損傷が生じ、治療出来なくなっているという。柏崎の大きな病院でも停電で思うように治療ができなかったようだ。
産業への影響も大きいようだ。小千谷の旧新潟三洋電子も再び強い揺れに見舞われ、やっと復興を成し遂げた矢先、出鼻をくじかれた格好だ。
東京電力の柏崎刈羽原子力発電所は地震直後にトリップ、自動停止した。それほど原子炉とは違う建家の変圧器から火災が発生、黒煙が立ち上った。それほど大きな火災ではなかったが、消火に手間取り、しばらくの間テレビ画面には火の手が上がる発電所が映し出されていた。画像掲示板では「原発で火災」「放射能漏れで職員待避?」「火を消さずに逃げやがった!」などと書き込まれた。
柏崎原発まで行ったエイジェントはガイガーカウンターを持っていなかったようなので大本営発表を信じるしかないのだが、放射線漏れはないらしい。手持ちの簡易カウンターでは特に異常な値は出ていない。
今回の揺れは原発設計上の想定を大きく上回るものだったという。この耐震基準の見通しの甘さと消火活動の遅れは原発への不信感を高めるに十分だろう。
追記:放射性の廃水が若干、海に流れ出したようだ。発表はいつも通り「環境への影響はない」だけど。原発の排水で周辺の平均海水温が1℃上がってる時点で影響ありまくりなんだけどなぁ。
追記:7号炉から放射性物質が漏洩。フィルターで屋外への放出はほぼ食い止めたようだが、炉の冷却水が漏れた、という事かもしれない。
追記:初期消火の不備は消防配管の破損によるモノと説明されている。果たしてそうだろうか?モニタリングポストも故障で放射線計れなくてびびってたんじゃないの?
あまりまとまっていないが、メモとして。
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