クルーザーモデル「シャドウ<400>」をフルモデルチェンジするとともに
「シャドウ カスタム<400>」を新発売
シャドウ400クラシック
シャドウ400カスタム
いよいよシャドウの新型が発売になる。
アメリカンなど眼中にないのだが、エンジンが気になっているのだ。
ディメンジョンが全て変わっており、フルモデルチェンジという事を印象づける。ただし、エンジンの内径×行程、および圧縮比は変わっておらず、基本はNC25Eのママなのだと推測出来る。
駆動がシャフトドライブになり、気化器はPGM-FIに変更。結構手が入っている。シャフト化によりトランザルプにエンジンを換装するという野望は打ち砕かれた。
低燃費を謳っている。2008年モデルのシャドウ400の定地燃費は34.0Km/Lだが、2009年モデルでは40.0Km/Lとなっている。ただしカスタムの前身であるスラッシャーは40.0Km/Lなので変化はない。
プレスリリースでは『燃費を従来モデルに比べて約11%向上(60km/h定地走行テスト値)』としているが、いささか誇大広告という物だ。
リアタイヤは170mm,160mmから160mmに統一された。燃費向上にも一役買っているだろう。
もちろん実際の燃費が定地燃費で測れるわけではないが、PGM-FI採用と、エンジン特性を大幅に変え低速トルクが増したことで、好燃費が期待出来る。
ただし、シャフトドライブ採用と補器類の増加により車重は増えている。
簡単に比較することは出来ないが、2008年モデルのシャドウ/シャドウ・スラッシャーと2009年モデルのシャドウ・クラシック/シャドウ・カスタムを比べると、それぞれ248/229Kgと255/244Kgとなっている。ことスラッシャーとカスタムの重量差が15Kgと重くなっているのが目立つ。
この重量増をPGM-FIなどがカバーしきれるのか?いやカバーするためにもインジェクションなのだろう。
もう一つ、エンジンの出力特性が大きく変わっている事が目に付く。
旧型が搭載するNC25E
低域でのトルクが向上していることで、より扱いやすくなっているだろうし、アメリカンに求められる「トルクで乗る」感覚にはマッチしていると思われる。ただし最高出力が低下していることと重量増は、特に高速道路での俊敏性を落としていると考えられる。
また、60Km/hの時のエンジン回転数はおよそ2,806rpmから2,736rpmに低下。この差は2.5%程なので、燃費向上にはエンジン回転数以外の変更が利いている事が解る。重量は増えているので、気化器(とタイヤ)だろう。
なお、カスタムのフロントタイヤは90/90-21 54Sなので、トランザルプのタイヤ選びの幅が多少広がるだろう。まぁ、前後で違うシリーズのタイヤを履かせることはないと思うけどね。
「シャドウ カスタム<400>」を新発売
シャドウ400クラシック
シャドウ400カスタム
いよいよシャドウの新型が発売になる。
アメリカンなど眼中にないのだが、エンジンが気になっているのだ。
ディメンジョンが全て変わっており、フルモデルチェンジという事を印象づける。ただし、エンジンの内径×行程、および圧縮比は変わっておらず、基本はNC25Eのママなのだと推測出来る。
駆動がシャフトドライブになり、気化器はPGM-FIに変更。結構手が入っている。シャフト化によりトランザルプにエンジンを換装するという野望は打ち砕かれた。
低燃費を謳っている。2008年モデルのシャドウ400の定地燃費は34.0Km/Lだが、2009年モデルでは40.0Km/Lとなっている。ただしカスタムの前身であるスラッシャーは40.0Km/Lなので変化はない。
プレスリリースでは『燃費を従来モデルに比べて約11%向上(60km/h定地走行テスト値)』としているが、いささか誇大広告という物だ。
リアタイヤは170mm,160mmから160mmに統一された。燃費向上にも一役買っているだろう。
もちろん実際の燃費が定地燃費で測れるわけではないが、PGM-FI採用と、エンジン特性を大幅に変え低速トルクが増したことで、好燃費が期待出来る。
ただし、シャフトドライブ採用と補器類の増加により車重は増えている。
簡単に比較することは出来ないが、2008年モデルのシャドウ/シャドウ・スラッシャーと2009年モデルのシャドウ・クラシック/シャドウ・カスタムを比べると、それぞれ248/229Kgと255/244Kgとなっている。ことスラッシャーとカスタムの重量差が15Kgと重くなっているのが目立つ。
この重量増をPGM-FIなどがカバーしきれるのか?いやカバーするためにもインジェクションなのだろう。
もう一つ、エンジンの出力特性が大きく変わっている事が目に付く。
旧型が搭載するNC25E
33PS/7,500rpm新型のNC44E
3.5Kg-m/6,000rpm
3.6Kg-m/5,500rpm(スラッシャー)
31PS/7,000rpm最大トルク発生回転数が大きく下がっている。このこともあり最大出力は低下しており、最大出力時の最高速度は161Km/hから154Km/hになっている。
3.4Kg-m/3,500rpm
低域でのトルクが向上していることで、より扱いやすくなっているだろうし、アメリカンに求められる「トルクで乗る」感覚にはマッチしていると思われる。ただし最高出力が低下していることと重量増は、特に高速道路での俊敏性を落としていると考えられる。
また、60Km/hの時のエンジン回転数はおよそ2,806rpmから2,736rpmに低下。この差は2.5%程なので、燃費向上にはエンジン回転数以外の変更が利いている事が解る。重量は増えているので、気化器(とタイヤ)だろう。
なお、カスタムのフロントタイヤは90/90-21 54Sなので、トランザルプのタイヤ選びの幅が多少広がるだろう。まぁ、前後で違うシリーズのタイヤを履かせることはないと思うけどね。
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