昨日は、例会でした。
勤務体制(10-22時)のためキューバの写真の整理が進まない上に用事があって、出かけていたために、例会に間に合うかどうかも怪しかった。
4枚の写真しかも、撮影番号としては、6894、6895、6913、←D750で撮影。9970←D800で撮影
続き番号的に選択、すぐさま印刷、題を付けて出発という慌ただしさでした。
評価を受けたのは下の写真でした。
私にはどこで撮ったか記憶にない写真です。撮ったときは「お!」と思って撮ったのでしょうが……。
有名なオビスポ通りの行き止まり付近の超有名なアルマス広場、東京でいえば銀座4丁目の三越前と言ったところでしょうか、
色あせた壁絵、剥がれ落ちそうな壁土、穴だらけの壁面壊れた椅子が、存在感を主張している。そんな、今にも崩れ落ちそうな場面に、今風な若者が、なんの違和感なく収まっている
場違いな融合というか、完璧な一致に、キューバの今を感じたのでしょう。
この情景は、瞬く間に胡散霧消し美しく塗り替えられ、趣味の良い椅子が並べられてしまうのでしょう。
下の写真(6894)のすぐ次(6895)なのでアルマス広場で撮っていることは確かです。
私としては、下の写真が良いと思ったのですが、4票でした。
この子には薪能の手ぬぐいを、オカアサンに差し上げました。バンダナのように頭に巻いて嬉しそうにしていました。
相模原女子大で昨年行われた相模原薪能の時購入した手ぬぐいを頭に巻いてくれました。
下の写真(9970)は、顔ばかりでなく、楽器のベースをもう少し取り入れたらという意見でした。
この顔で音楽の旋律を表現したかったのですが、力量不足でした。
カリビアンミュージックが陽気なだけではなく哀愁をも漂わせた、旋律もリズムも全く異なっているけれど沖縄民謡的な、やるせなさ島唄の持つ独特な空気を感じたのですが……。
作品制限は3枚でしたので、致し方なく、上記6894.6895.9970にしたのですが、もう一枚本当はこの写真を一押しにしたかったのですが、
組み写真の一つとしては、力があるけれど単写真では、少し力不足と感じてボツとしました。
あまりにも日常過ぎてインパクトに欠けるみたいですが、私はこの写真が好きです。
残念なのはおばあちゃんと後ろの女性が重なってしまったことです。どちらも存在感がある被写体ですが、後ろの女性と重ならなかったら、おばあちゃんの存在は圧倒的なものになったと思います。
今回作品として出さなかった大きな理由です。